3月26・27日(土・日)、石川県白山市一里野温泉スキー場にてスカイスノージャパンシリーズ第4・5戦「白山一里野スカイスノー」が開催されました。1日目にバーティカル(3.0km/+500m)、2日目にクラシック(8.5km/±620m)の2種目が実施され、新潟県の小幡利春・莉子(Obata Toshiharu/Riko)が、親子で両種目で優勝しました。JSA公式戦で親子での優勝は史上初となります。

北陸地方初のJSA公式戦となった記念すべきレース ©白山一里野スカイスノー

1日目に開催されたバーティカルは一里野温泉スキー場のベースからトップまで標高差500mを一気に駆け登るレース。低気圧の影響で強風の中行われた嵐のレースとなりました。男子では新潟の小幡利春が序盤からリードして優勝。2位には同じく新潟の高村純太(Takamura Junta)。3位には福井の宮川朋史(Miyagawa Tomofumi)が入りました。女子は中学2年生・新潟の小幡莉子が優勝。2位には石川県の杉原陽色(Sugihara Hiiro)。3位には福井県のベテランである阿部智恵子(Abe Chieko)が入りました。

勢いよくスタートしたバーティカル、一番右が優勝の小幡 ©白山一里野スカイスノー
涼しい顔で駆け登る女子優勝の小幡莉子 ©白山一里野スカイスノー

2日目に開催されたクラシックは雪崩の危険性から当初予定よりコースを短縮した8.5km/±620mのコースで実施されました。男子は小幡利春が終始リードして優勝。2位には宮川朋史(Miyagawa Tomfumi)。3位には石川の折原亮二(Orihara Ryoji)が入りました。女子はバーティカルと同様に、小幡莉子が優勝、杉原陽色が2位。3位には石川の石原菜美(Ishihara Nami)が入りました。

 ゴール後健闘を讃えあう1位小幡(右)と2位宮川(左) ©白山一里野スカイスノー
連覇達成。笑顔でゴールする小幡 ©白山一里野スカイスノー
2日連続の2位と健闘した杉原 ©白山一里野スカイスノー

3月上旬の蔵王より始まった2022スカイスノージャパンシリーズは残すは4月9・10日開催の嬬恋のみとなります。嬬恋は第1回目となる全日本スカイスノー選手権大会となり、初代全日本チャンピオン、及び、スカイスノージャパンシリーズチャンピンが決定します。

北陸勢の活躍が目立った一里野でした。今後の発展が楽しみです ©白山一里野スカイスノー

スカイスノージャパンシリーズ第4戦(白山一里野スカイスノー・バーティカル)トップ3

WOMEN
1.小幡 莉子(新潟/NIIGATA SKY CLUB)37:14
2.杉原 陽色(石川)38:31
3.阿部 智恵子(福井)39:14

MEN
1.小幡 利春(新潟/NIIGATA SKY CLUB)25:08
2.高村 純太(新潟/NIIGATA SKY CLUB)26:01
3.宮川 朋史(福井)26:04

©白山一里野スカイスノー
女子トップ3 杉原・小幡・阿部 ©白山一里野スカイスノー
男子トップ3 高村・小幡・宮川 ©白山一里野スカイスノー

スカイスノージャパンシリーズ第5戦(白山一里野スカイスノー・クラシック)トップ3

WOMEN
1.小幡 莉子(新潟/NIIGATA SKY CLUB)1:05:52
2.杉原 陽色(石川)1:09:47
3.石原 菜美(石川)1:10:34

MEN
1.小幡 利春(新潟/NIIGATA SKY CLUB)46:35
2.宮川 朋史(福井)50:17
3.折原 亮二(石川)55:49

©白山一里野スカイスノー
女子トップ3 杉原・小幡・石原 ©白山一里野スカイスノー
男子トップ3 宮川・小幡・折原 ©白山一里野スカイスノー

白山一里野スカイスノー

2022スカイスノージャパンシリーズ