スカイランニング公式戦の多くは計測工房がタイム計測を担当しています!

JSAのホームページをご覧の皆様、はじめまして。JSAオフィシャルパートナー企業の計測工房の代表の藤井と申します。
計測工房はスカイランニングを始め、各種スポーツ大会のタイム計測を専門とする会社です。各地の大会主催者様からの依頼を受けてタイムの計測をおこなっています。今日は弊社のタイム計測の仕事についてご紹介させていただきます。

計測工房 公式ウェブサイト http://www.keisoku-kobo.co.jp/

タイム計測用ICチップ

弊社ではICチップを使ったタイム計測をおこなっています。選手1人1人に身に付けていただくICチップはゼッケンの裏側に装着されています。チップは使い捨てではないので、使用後は必ずご返却いただいています。

弊社ではこのチップを使って、スカイランニングを始め、各種ランニング大会、駅伝大会、そしてランニング以外でもトライアスロンや自転車、そしてスキーやスノーボードなど幅広いジャンルの計測をおこなっています。一般の大人が出場するような大会だけでなく、中学、高校などの校内マラソン大会の計測なども手掛けます。計測のご用命がある限り、そして予算が合えば(ここ重要ですが)、どんな大会でも計測します。

タイム計測用アンテナマット

フィニッシュ地点には黒いゴム製のアンテナマットが設置されています。これがタイム計測用の機材です。このマットの上をチップが通過すると計測される仕組みです。

ただしスカイランニングの種目の中のバーティカルにおいては山頂がフィニッシュ地点となることがあり、山頂まで計測の機材を運搬するのが困難な大会もあります。そんな場合も対応は可能です。

山頂における手動計測システム

機材の運搬が困難な山頂で計測する場合、ノートパソコン1台だけでおこなう手動計測システムを使っています。手動計測システムは大勢の人数が一度にまとまってフィニッシュするような場合には向きませんが、バーティカルの場合は1人ずつ、もしくは小人数でのフィニッシュになりますので問題なく対応できます。ノートパソコンでおこなう作業は、弊社のソフト上で、フィニッシュする瞬間にその選手のゼッケン番号を入力することのみ。ノートパソコンの内蔵時計とリンクして正確なフィニッシュ時刻がデータ化されます。

記録集計作業

チップあるいは手動計測システムによって計測されたデータを集計してリザルトを出力します。多くの場合はフィニッシュ地点の脇に計測テントが設けられ、そこで弊社スタッフが集計作業をおこなっています。

スカイランニングもそうですが、トレイルランニングも含めた山岳レースにおいては、単にタイムと順位を集計するという以外にも、レース安全管理(人数管理)という側面も担います。つまり、スタートした人数とフィニッシュした人数、そして途中でリタイア(DNF)した人数を全て集約して、スタートした全員が無事にレースを終えたかどうかの管理をおこないます(スカイランニングで一番大切なことは「無事下山!」)。

完走証(記録証)の発行

タイム計測のサービスを可視化してくれるものが完走証(記録証)の発行です。弊社で計測した大会ではフィニッシュ後その場で完走証(記録証)が発行されます。完走証(記録証)には各自のタイムと順位が印刷されています。

最近では紙の完走証ではなく、WEB上で完走証を提供することもあります。紙にもWEBにも一長一短のメリット・デメリットがありますが、自身がランナーでもある私個人は紙の完走証が好きです。

表彰式

大会にとって重要な要素である表彰式。そこで授与される表彰状の印刷も弊社でおこなっています。リザルト集計後、速やかに表彰状を印刷して、スムーズな表彰式に繋げます。

ちなみにこの写真の左端で表彰を受けているのが私です。エントリー人数が少ないバーティカルレースで、棚ぼたで入賞した時のものですが、表彰されるというのは嬉しいものですね。

リザルト

計測終了後は大会のリザルトを納品します。これを持って弊社の仕事が完了となります。

以上が弊社の仕事のご紹介となります。計測の仕事は、その大会が円滑に運営されるようにサポートさせていただくという立場であり、大会運営には欠かすことのできない仕事です。この記事をご覧になった大会主催者の方で、詳しい話を聞いてみたいという方はお気軽に弊社までお問い合わせください。

<計測工房 お問い合わせフォーム>
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