40代以上のスカイランナーたちの祭典がいよいよ来週末にポルトガルで開催されます! 4月13-14日、ポルトガル・ボウゼラにて第2回目となるマスターズスカイランニング世界選手権が開催されます。日本からは9名の選手が「マスターズ日本代表」として参戦。66歳内田正直さんは全参加選手の中でも最年長となります。生涯スポーツの世界最高峰に挑むスカイランナー達とその意気込みを紹介します!

2024マスターズスカイランニング世界選手権
標高1000m程の低山だがテクニカルな岩場が待ち構える ©ISF

日程:2024年4月13-14 日
開催地:ポルトガル・ボウゼラ

種目:①スカイ ②スカイウルトラ
April 13, 2024 – Zela Ultra Marathon – SKYULTRA – 55 km/±3,600m
April 14, 2024 – Zela SkyRace® – SKY – 37 km/±2,500m

年代別カテゴリ(5歳刻みで4部門)
Over40(40~44歳):1980年1月1日~1984年12月31日生まれ
Over45(45~49歳):1975年1月1日~1979年12月31日生まれ
Over50(50~54歳):1970年1月1日~1974年12月31日生まれ
Over55(55歳以上): 1969 年 12 月 31 日以前生まれ

表彰
各部門男女トップ3、及び、国別ランキングトップ3にメダルが授与

詳細(英文)>>
https://www.skyrunning.com/2024-masters-skyrunning-world-championships/

日本代表選手&意気込み

内田 正直(長野/SKYNINJA)
Over55 SKY 男子
マスターズスカイランニング世界選手権に参加させていただける事に大変感謝しております。 今年66歳になる、おじいちゃんですが、レースに年齢は関係ないと思って常に参加しております。 気持ちは! ポルトガルのレースでは、世界選手権の雰囲気、景色を楽しみながら、最低限、完走目指します! 日本チームの応援お願いいたします。

岡田 裕也(長野)
Over45 SKYULTRA 男子
山を駆け始めた頃から、もしもマスターズの世界選手権ができたら、その時は必ず出場しよう、そう思っていました。 世界のイケオジたちと走れることに、わくわくが止まらない!! どんな時も、自分一人で走っているわけじゃないことを胸に、 どんな状況になっても、受け入れ、抗い、全てを楽しみに昇華させて望みます。

沓掛 健一(茨城)
Over40 SKY 男子
マスターズ世界選手権という最高の舞台で走れることを大変光栄に思います。応援してくださる皆様への感謝の気持を今の自分の精一杯の走りで表現します。 海外の強豪選手との勝負を楽しみたいと思います。 応援よろしくお願い致します。

中川 善博(神奈川)
Over55 SKYULTRA 男子
ポルトガルで開催されるマスターズ:スカイランニング世界選手権に、56歳となって参加することとなり、大変興奮し貴重な機会に感謝しております。参加させて頂くからには、結果を出したり爪痕を残すことも必要ですが、そればかりではなく前日のレセプションやレースで他国の同世代の方とお話しできることも、楽しみにしています。また、経験したことのないような険しい地形と、素晴らしい景色を楽しみながら、自分の力に挑戦していきたいと思います。

服部 一宏(千葉)
Over50 SKY 男子
蔵王での全日本選手権にて年代別入賞を果たし、初めての海外レースが日本代表。この歳になり世界選手権に出場できるなんて思ってもいませんでした。ワクワクした気持ちを引き締めて、全力で大会に挑みます。おじさんだって頑張るぞ! 一緒に練習をしてくれた所属するポポロACの仲間、背中を押してくれた家族、職場の皆様に心から感謝しています。メダル目指して駆け上がってきます!

廣田 頼美(富山)
Over50 SKY 女子
自分の脚で立って、土を蹴り、岩を登る。
太陽の光を浴び、風に向かい、雨の中を進む。
今、自由に動ける幸せ、空に向かう喜び。諦めた時が本当の敗北。
諦めの悪い50代、まだまだ伸びしろ無限大。
いつだって今が一番若い!
今回、このような挑戦の機会をいただいた事に感謝し、苦手な林道も頑張って走ります。

三沢 秀樹(東京)
Over55 SKY 男子
昨年のスカイウルトラに続いて今年はスカイレースでもマスターズ大会が開催されると聞いて『一生で一回のチャンスかもしれないので是非とも出場したい!』と考えて、先シーズンは選考レースに繋がる練習をして、そしていくつかの似た条件のレースにも出ました。出場できることになり嬉しいと思うのと同時に、日本のおじさん代表として世界に恥ずかしくないように頑張って走って参ります!初めてのポルトガルの山、楽しみです!

薬師寺 裕人(愛媛)
Over40 SKYULTRA 男子
自分にとって、最初で最後の世界選手権と思います。自分のため、日本代表チームのため、そして送り出してくれる方々のためにも、ポルトガルの山を楽しみ、結果を出せるよう頑張ります。

山本 隆二(埼玉/The Skywolf)
Over55 SKY 男子
埼玉県の山本です。昨年のイタリアに続いての参加となります。普段は地元のチーム武蔵國御嶽快足登山会(The Skywolf)やRUN塾で練習の他、裸足ランニングに親しんでいます。 観光気分で臨んでしまった昨年はDNFと不本意な結果でした。初めて訪れるポルトガルの街や食も魅力ですが観光はレースの後の楽しみにして、今年こそはこのスポーツを愛する海外のシニアランナー達と真っ向勝負してきたいと思います!

マスターズ世界選手権に参加するためには?

前年の全日本スカイランニング選手権大会にて該当種目を完走する必要があります(同コースで開催される一般部門では認められません。JSA登録をした上でエリート部門での出走が必須です)。今年の全日本選手権は10月長野県滋賀県で開催されます。マスターズ世界選手権は毎年開催が予定されています(2025マスターズ世界選手権の開催地・実施種目は2024年4月時点で未発表です)。

2024全日本スカイランニング選手権大会