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2020スカイランニング世界選手権2日目は長距離種目であるSKYULTRA(スカイウルトラ/68km/±4880m)が開催されました。日本からは小川壮太(Ogawa Sota)、馬場ゆう子(Baba Yuko)、星野由香理(Hoshino Yukari)3名の代表選手が参戦。星野由香理は、5年前の8位には及びませんでしたが、女子9位と健闘しました。

フィニッシュ直後の星野 ©JSA

男子部門。小川壮太は序盤は抑えて後半に追い上げる作戦を展開。しかし、中間地点を過ぎた後、内臓等の身体的トラブルが発生し、50km地点のエイドで長時間の休憩を余儀なくされます。その後は徒歩でフィニッシュに向かい、 14時間29分22秒の大激闘の末、25位でフィニッシュしました。男子1位はアンドラのマーク・カサールミル(Marc CASAL MIR)、同2位はスペインのマヌエル・アンギタ・バヨ(Manuel ANGUITA BAYO)、3位はスペインのボルタ・フェルナンデス(Borja FERNÁNDEZ) が入りました。

10km地点を進む小川 ©JSA

女子部門。星野由香理は序盤より9位をキープ。終盤に追い上げをみせるものの、暑さと疲労から星野自身もペースダウンしたため、順位変動は生じることなく9位でフィニッシュしました。馬場ゆう子は20位前後を終始キープして、最終的には19位でフィニッシュ。女子1位は往年のスカランナーのひとりであるスペインのマイテ・マイオラ(Maite MAIORA)。2位以下を20分程引き離す圧巻の優勝。 同2位はスペインのジェンマ・アレナス(Gemma ARENAS) 、同3位にはイタリアのジュディッタ・トゥリーニ(Giuditta TURINI)が入りました。

最後の山に登る星野 ©JSA
産後復帰戦となった馬場 ©JSA

2020スカイランニング世界選手権は21カ国より155名の各国協会が選考した代表選手が参戦しています。世界選手権最終日は中距離種目のSKY(スカイ/42km/±2800m)が開催され、日本勢は上田絢加(Ueda Ayaka)、上田瑠偉(Ueda Ruy)、近江竜之介(Omi Ryunosuke)、上正原真人(Kamishohara Masato)、楠田涼葉(Kusuda Suzuha)の5名が出場します。※日本時間11日14時45分女子スタート、15時男子スタートとなります。ライブ・速報はこちら(https://skyrunning.jp/2021/07/08/2020swc-pre/)の一覧より。

ハードなコースに挑んだ3人 ©JSA

Top five results Buff Epic Trail 68K:

Men
1. Marc Casal Mir (AND) 8h10’20”
2. Manuel Anguita Bayo (ESP) 8h12’56”
3. Borja Fernandez Fernandez (ESP) 8h26’55”
4. Franco Collé (ITA) 8h36’08”
5. Thomas Farnik (CZE) 8h38’41”
25. Sota Ogawa(JPN) 14h29’22”

Women
1. Maita Maiora Elizondo (ESP) – 9h23’56”
2. Gemma Arenas Alcazar (ESP) – 9h42’01”
3. Giuditta Turini (ITA) – 9h56’43”
4. Aroa Sio Seijo (ESP) – 10h21’28”
5. Petra Sevcikova (CZE) – 10h31’00”
9. Yukari Hoshino(JPN)– 11h11’14”
19. Yuko Baba(JPN)– 13h12’49”

Full results

世界選手権いよいよ開幕-2020 SKYRUNNING WORLD CHAMPS-