2023年はJSA設立10周年、次の10年は”連携づくり”

新年明けましておめでとうございます。

2013年に設立されたJSAは、多くの方に支えられて今年で設立10周年となります。空に向かって駆け登るスカイランニング/SKYRUNNING。このスポーツを、子どもたちが夢みる「一流スポーツ」へ育てること。 子供からお年寄りまで誰もが楽しむことのできる「生涯スポーツ」へ育てること。山間部に位置する地方を活性化する「地域スポーツ」へ育てること。これがJSAを設立した最大の目的となります。

JSA設立前にスカイランニングを認知している日本人は極めて少数であり、日本の山岳スポーツ関係者やアウトドアメディアですら全く知らない状況でした。この10年間は”空に向かって駆け登る”国際的なスポーツの存在価値を日本国内で高めることに取り組み続けた”土台づくり”の期間でした。

次の10年は日本スポーツ界との“連携づくり”の期間となるでしょう。JSAが目指すべき「最初の頂」としては、日本のスポーツを支える日本スポーツ協会や日本オリンピック委員会との連携(=加盟)です。その段階に到達するために、2023シーズンはスカイランニングの裾野を広げる(全てのプレイヤーが主役になれる)事業を柱に取り組んでいきます。そして、プレイヤーを支えるイベント・メーカー・ショップ・メディアとの連携も強化してまいります。

初志貫徹。共登至高。初心を忘れることなく、挑戦のスピリットを胸に抱きながら、仲間とともにそれぞれの最高峰の頂を目指して駆け登ってまいります。2023シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。Less cloud. More sky!

文:JSA代表理事 松本 大

2023 JSAカレンダー(予定)

開催日開催地イベント担当
2月25-26日新潟県スカイスノー体験&強化キャンプ(湯沢)スカイスノー委員会
3月長野県競技審判・安全指導員研修会競技×安全環境委員会
4月1-2日群馬県全日本スカイスノー選手権大会(嬬恋)スカイスノー×競技委員会
5月3-4日長野県V GAMES JAPAN / SJS 開幕戦(上田)スカイランニング×競技委員会
5月4日長野県JSA総会×JSA設立10周年記念パーティーJSA本部・事務局
5月20-21日長野県スカイランニング体験&強化キャンプ(白馬)スカイランニング委員会
7月下旬未発表マスターズスカイランニング世界選手権(40歳以上)スカイランニング×国際委員会
8月4-6日イタリアユーススカイランニング世界選手権スカイランニング×国際委員会
8月19-20日群馬県全日本ジュニアスカイランニング交流大会(嬬恋)スカイランニング×ユース委員会
9月4日福島県全日本スカイランニング選手権(安達太良)スカイランニング×競技委員会
9月9-10日山形県全日本スカイランニング選手権(蔵王)
全日本ユーススカイランニング選手権(蔵王)
スカイランニング×競技委員会
11月ドバイステアクライミング世界選手権ステアクライミング×国際委員会
12月9日香港スカイランニングアジア選手権スカイランニング×国際委員会
未定未定ステアクライミング体験&強化キャンプステアクライミング委員会
未定未定全日本ステアクライミング選手権ステアクライミング×競技委員会
※1月時点の予定となります。正式発表はJSAホームページにて改めて行います。

スカイランニングの裾野を広げる柱の事業(全てのプレイヤーが主役になれる)

ビギナーが主役になれる

雪上・山岳・階段の3分野において、それぞれの種目の体験&強化キャンプ(合宿練習会)を実施します。このイベントは一般愛好者にも開かれるものであり、スカイランニングの世界に踏み込む第1歩を共有する機会となります。また、各分野のトップ選手とファンが交流したり、各メーカーのアイテムを試着できる機会とします。雪上(SKYSNOW)は2月25-26日に新潟県湯沢町山岳(SKYRUNNING)は5月20-21日に長野県白馬村で実施予定です。※階段(STAIRCLIMBING)は未定。

子供たちが主役になれる

夏休み期間を利用して、小学生・中学生を対象にした2023全日本ジュニアスカイランニング交流大会群馬県嬬恋村(TSUMAGOI SKYRUN)で開催します。この交流大会は、全国の子どもたちが生涯を通して山岳スポーツに親しんでもらえるきっかけとなるよう願って開催するものであり、山岳スポーツに興味のある全国の子どもたちが参加できるオープンな競技会です。大会を通じて、あらゆる山岳スポーツの基本である「駆け登る」ことの基礎体力・技術力の向上、仲間づくり、マナーの涵養を図ります。応援や舞台を工夫することで、参加した全ての子供たちがトップ選手と同様の体験を味わえる演出を予定しています。

ベテランが主役になれる

40歳以上のマスターズの分野が日本・世界で拡充されるシーズンとなります。7月下旬には第1回目となるマスターズスカイランニング世界選手権がISFにより計画されています(開催日・開催地・詳細は現時点で未発表)。マスターズ日本代表は40歳以上の希望者(JSA登録選手)より選出されます。日本国内では9月に東北地方で開催する全日本スカイランニング選手権大会には40歳以上の表彰が加わります。シリーズ戦と合わせて、ベテランのスカイランナーたちが同年代で切磋琢磨できる環境が整います。

地域・クラブチームが主役になれる

『V GAMES JAPAN』は、山頂を目指して山岳を駆け登るバーティカル(登山競走)の国内シリーズ戦です。対象レースは、プラチナ・ゴールド・シルバー・ブロンズの4区分があり、4戦の獲得ポイントで日本ランキングが決定します。JSA地域マネージャーが選定する地域選手権(標高差500m以上)、及び、JSA公認クラブのホームタウン・ホームマウンテンで開催される(クラブが主催するレース)地域レース標高差100m以上)から公式戦に追加できるシステムとします。 日本全国の地域・クラブの交流を促進し、100年以上の歴史ある日本の登山競走文化を未来へと継承していきます。また、9月に東北地方で開催される全日本スカイランニング選手権にはクラブチームの表彰が加わります。

頑張るアスリートが主役になれる

2023 Skyrunnner® Japan Series は世界のスカイランニングと一体化したサーキットに生まれ変わります。ISF(国際スカイランニング連盟)が定める基準を満たした日本国内の国際公認レースのみに厳選され、レース結果は世界ランキング(ISF Performance Ranking)にも反映されます。対象レースは上田(5月4日)・嬬恋(8月20日)・びわ湖(11月)3つのスカイレースのみに絞られる予定。総合・年代別でランキングが競われ、シリーズ総合上位選手には賞金等が授与されます。また、最終戦では全3レースの完走者を讃える表彰も行われます。
※全3戦お得に参加できるプランも販売予定です(JSA登録選手限定)