WORLD-SKYRUNNING-CHAMPS-LOGO-COL-POS2年に1度の山岳ランニングの世界最高峰である『2018スカイランニング世界選手権』。第2日目の種目としてULTRA(ウルトラ・スカイマラソン)が実施されました。悪天候のためコース変更が行われ高速レース(47.5km/±1642m)となったウルトラ。優勝したのは地元イギリスのジョナサン・アルボン(Jonathan Albon)とオランダのラーニャ・デバッツ(Ragna Debats)。日本勢としては男子の三浦裕一(Yuichi Miura)が10位入賞という好成績を収めました。

ULTRA種目 ISF公式レポート(It’s gold for Albon and Debats – new Skyrunning Ultra Champions)

世界選手権ULTRAは、もともとはイギリス最高峰のベンネビス山にも登るコース設定でしたが、悪天候のため山頂や稜線を踏むことのない、山麓のハイキングコースや林道をメインにした緩やかで走りやすいコースへと変更になりました。序盤より高速のレース展開となりましたが、5名のウルトラ日本代表は全選手が後半に追い上げをみせる健闘をみせました。

序盤は20位前後につき、後半に追い上げて見事10位入賞を果たした三浦 ©Sho Fujimaki
序盤は20位前後につき、後半に追い上げて見事10位入賞を果たした三浦 ©Sho Fujimaki
2年前の世界選手権では足の痛みを抱えていた。2年越しの思いを背負って駆け抜けた東 ©Sho Fujimaki
2年前の世界選手権では足の痛みを抱えていた。2年越しの思いを背負って駆け抜けた東 ©Sho Fujimaki
世界戦初出場の矢嶋だが、この日のために山岳練習を積み重ねてきた成果が出た ©Sho Fujimaki
世界戦初出場の矢嶋だが、この日のために山岳練習を積み重ねてきた成果が出た ©Sho Fujimaki
連戦続きでコンディションを整えるのに苦労した大瀬だったがポイント圏内の40位以内に入る力走をみせた ©Sho Fujimaki
連戦続きでコンディションを整えるのに苦労した大瀬だったがポイント圏内の40位以内に入る力走をみせた ©Sho Fujimaki
得意な山岳区間が大幅にカットされたが、チームのために全力を出して走り続けた星野 ©Sho Fujimaki
得意な山岳区間が大幅にカットされたが、チームのために全力を出して走り続けた星野 ©Sho Fujimaki
チームに良い流れをつくってくれたウルトラ組 ©Sho Fujimaki
チームに良い流れをつくってくれたウルトラ組 ©Sho Fujimaki

Salomon Ben Nevis Ultra results (2018 Skyrunning World Champs – ULTRA)

Men
1.Jonathan Albon (GBR) – 3h48’02”
2.André Jonsson (SWE) – 4h00’35”
3.Luis Alberto Hernando (ESP) – 4h01’21”
4.Manuel Anguita (ESP) – 4h01’41”
5.Andreu Simon (ESP) – 4h04’32”
10.Yuichi Miura (JPN) – 4h14’55”
15.Toru Higashi (JPN) – 4h19’31”
24.Makoto Yajima (JPN) – 4h32’13”
39.Kazufumi Ose (JPN) – 4h45’25”

Women
1.Ragna Debats (NED) – 4h36’20”
2.Gemma Arenas (ESP) – 4h50’32”
3.Maria Mercedes Pila (ECU) – 4h50’36”
4.Natalia Tomasiak (POL) – 4h52’46”
5.Henriette Albon (NOR) – 4h53’04”
19.Yukari Hoshino (JPN) – 5h29’21”

Full race results

2018世界選手権基金

2018世界選手権日本代表

日本代表オフィシャルユニフォームパートナー

コロンビアモントレイル