5月13日(日)、韓国のソウルで開催されたバーティカルランニングの世界シリーズ戦VWC/バーティカル・ワールド・サーキット第1戦」において、渡辺良治(Ryoji Watanabe)が3位に入りました。VWCは世界各地の大都市の超高層ビルを駆け登る、バーティカルランニング(都市型スカイランニング)の世界シリーズ戦です。2018シーズンは世界9都市で開催され、大阪で11月4日に開催されるハルカススカイランも第7戦として位置付けられます。

2018VWCは世界10都市で開催される ©VWC

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ソウル大会の正式名称は「Lotte World Tower International Sky Run」となります。昨年はVWCエキシビジョンレースとして開催され、日本人選手では吉住友里(Yuri Yoshizumi)がエリート女子の部で2位に入りました。同大会の舞台は韓国で最も高い超高層ビルのロッテタワーです。2018VWCの中でも最も標高差のある+500mを駆け登る世界大会に1500名が参加しました。

スタートは屋外。登り一辺倒ではなく、何度か平地のフロアを横切るコース設定 ©Sporting Republic
スタートは屋外。登り一辺倒ではなく、何度か平地のフロアを横切るコース設定 ©Sporting Republic
女子の部には立石ゆう子も参戦。5位に入る活躍であった ©Sporting Republic
エリート女子の部には立石ゆう子も参戦。5位に入る活躍であった ©Sporting Republic

昨年のVWC年間ランキングでは総合3位となった渡辺。今年も世界の階段王を目指すためにアジアを中心にシリーズを転戦していきます。先日、台湾で開催されたタワーランニング世界選手権(※)では4位となって好調の渡辺。世界王者ピーター・ロボジンスキー(ポーランド)には+1分26秒及ばなかったものの、17分19秒の好タイムで表彰台に上りました。渡辺は次戦として7月のマニラ大会に出場予定。今後の活躍に注目です。

※「超高層ビル階段登り」の分野はタワーランニング協会(Tower running world association)が主管する公式戦も存在する https://www.towerrunning.com/

すっかり表彰台の常連組のひとりとなった渡辺(右から2番目の青い服) ©Sporting Republic
すっかり表彰台の常連組のひとりとなった渡辺(右から2番目の青い服) ©Sporting Republic

VWC第1戦ソウル大会

Male Elite
1.Piotr Lobodzinski – POL – 15’53
2.Mark Bourne – AUS – 16’16”
3.Ryoji Watanabe – JPN – 17’19”

Female Elite
1.Suzy Walsham – AUS – 18’45”
2.Ji Eun Kim – KOR – 19’49”
3.Alice McNamara – AUS – 20’08”

大会ホームページ

大会レポート(VWC公式/英文)