11月18日(土)に滋賀県大津市にてV GAMES JAPAN第8戦としてびわ湖バレイスカイラン・バーティカルが開催されました。同大会はびわ湖の美観で有名なびわ湖バレイの山頂駅(打身山)へ標高差900mを駆け登る西日本屈指のバーティカルレースです。男子は乾碩(Inui Suguru)、女子は齋藤磨実(Saito Mami)が優勝。乾はV GAMES JAPAN初勝利。齋藤は第6戦「烏帽子」に次いで2勝目となります。

強風の中、美しさをみせる蓬莱山 ©びわ湖バレイスカイラン/撮影:佐野誠二

びわ湖バレイスカイランは今年で9回目を迎えるスカイランニング競技会であり、過去にもジャパンシリーズとして開催され、多くのトップスカイランナーが駆け登ってきたコースです。男子では2019年に上田瑠偉(Ueda Ruy)が出した32分45秒、女子は2017年に吉住友里(Yoshizumi Yuri)が出した41分31秒がコースレコードとなります。

男子優勝の乾のフィニッシュ ©びわ湖バレイスカイラン/撮影:佐野誠二
女子優勝の齋藤のフィニッシュ ©びわ湖バレイスカイラン/撮影:佐野誠二

この日の天候は西高東低の冬型の気圧配置となり、山頂付近は一時的に吹雪となる過酷な条件となりました。男子は乾碩と「びわ湖」で3連覇中の2023全日本チャンピオン山口大河(Yamaguchi Taiga)の競り合いとなりましたが、調子を合わせた乾が抜け出し吹雪の中、一番でフィニッシュテープを切りました。2位には山口大河、3位にはユース世代の新鋭である岡翔琉(Oka Kakeru)が入りました。女子は実力者である斎藤磨実の圧勝となりました。2位には大掛柚奈(Ogake Yuna)、3位には大掛莉奈(Ogake Rina)の中学生姉妹が入りました。

男子トップ3 左から岡・乾・山口 ©びわ湖バレイスカイラン/撮影:佐野誠二
女子2位の大掛のフィニッシュ ©びわ湖バレイスカイラン/撮影:佐野誠二
女子3位の大掛。雪の中を登る ©びわ湖バレイスカイラン/撮影:中川賢一

2023年が初回となるV GAMES JAPANはいよいよ最終戦のみとなりました。12月16日群馬県桐生市で開催される吾妻山登山競走にて初代シリーズチャンピオンが決定されます。地域のシンボルの頂を目指して山岳を駆け登るバーティカル(登山競走)は、100年以上前から日本各地で個々に開催されてきた歴史があります。吾妻山での最終戦は先人たちが築いてきた日本の登山文化を未来へと発展・継承する物語の1ページ目となるでしょう。

男子トップ10 ©びわ湖バレイスカイラン/撮影:佐野誠二
女子トップ7 ©びわ湖バレイスカイラン/撮影:佐野誠二
マスターズ入賞者。最終戦ではマスターズチャンピオンも決定する! ©びわ湖バレイスカイラン/撮影:佐野誠二

V GAMES JAPAN第8戦「びわ湖」トップ10

MEN
1.乾 碩(埼玉県)35:13
2.山口 大河(東京都)36:05
3.岡 翔琉(TEAM☆SKY KYOTO/大阪府)37:07
4.宮川 朋史(福井県)37:14
5.近江 仁之介(TEAM☆SKY KYOTO/京都府)39:35
6.向井 孝次(愛知県)40:47
7.岡部 泉太郎(埼玉県)41:42
8.相良 孔太(SKYNINJA/長野県)41:52
9.田中 大輝(TEAM☆SKY KYOTO/福井県)42:17
10.浦野 正紀(SKYNINJA/長野県)42:42

WOMEN
1.齋籐 磨実(神奈川県)47:10
2.大掛 柚奈(愛知県)50:22
3.大掛 莉奈(愛知県)51:22
4.相原 千尋(香川県)52:28
5.岩楯 志帆(The Skywolf/東京都)54:01
6.齋藤 夢海(神奈川県)54:13
7.廣田 頼美(富山県)54:53

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