10月29・30日に長野県上田市・東御市にて2022スカイランナージャパンシリーズ(以下、SJS)第4戦として開催された烏帽子スカイラン(バーティカル・スカイレース)の大会結果についてお知らせします。SJSは日本スカイランニング協会が主管する国内最高峰の山岳ランニングのサーキットであり、2015年のプレシーズンから数えて8年目となります。

標高2066m、晩秋の烏帽子岳山頂を目指す! ©烏帽子スカイラン
VKシリーズ第4戦 烏帽子スカイラン・バーティカル

1日目に開催された烏帽子スカイラン・バーティカル(7.5km/+1200m)では、男子は山口大河(Yamaguchi Taiga/東京都)、女子は池神悠希(Ikegami Yuki/神奈川県)が優勝しました。男子2位は松本祥汰(Matsumoto Shota/群馬県)、3位は宮川朋史(Miyagawa Tomofumi/福井県)。女子2位は髙橋佳代(Takahashi Kayo/北海道)、3位は齋藤磨実(Saito Mami/神奈川県)でした。

烏帽子スカイラン・バーティカル(7.5km/+1200m)
2022優勝タイム
男子/MEN   山口 大河 55:26
女子/WOMEN  池神 悠希 01:11:34
コースレコード
男子/MEN   宮原 徹  53:26(2018)
女子/WOMEN  秋山 穂乃果 1:09:41 (2021)

男子優勝の山口。山頂直下の岩場をよじ登る ©烏帽子スカイラン

山口はVERTICALシリーズでは初優勝。SJSでは9月の蔵王(SKY)に続いて2勝目。序盤からのリードを譲らず好タイムで優勝。

“今日は風はまだ冷たかったですが凄い晴れて、気持ちよくいい環境の中で走れたと思います。烏帽子のコースは自分は初めてで、距離は長いかなと思っていましたが、獲得標高も多いので、上がっていくうちに景色も変わり山頂では開けた綺麗な景色が見れたので凄い良かった”

女子優勝の池神。東京・蔵王に続いてVERTICALシリーズ3連勝 ©烏帽子スカイラン

池神は、6月の東京、9月の蔵王に続いてVERTICALシリーズ3連勝。SJS通算4勝目。最終戦「びわ湖」を前に、2022シリーズ女王に王手!

“烏帽子スカイランのコースは空に向かって駆け登っていくコースなので私の中でとても好きなコース。心拍数とリズムと呼吸と向き合いながら走っていくコースで、とても楽しいレースでした。山頂の景色もとても良くて、駆け登ってよかったなと思います。途中、いろんな方に応援いただいて最後まで走りきることができました”

男子2位の松本 ©烏帽子スカイラン
男子3位の宮川 ©烏帽子スカイラン
女子2位の高橋 ©烏帽子スカイラン
女子3位の齋藤 ©烏帽子スカイラン
SKYシリーズ第4戦 烏帽子スカイラン・スカイレース

2日目に開催された烏帽子スカイラン・スカイレース(25km/±1500m)では、男子は牛田美樹(Ushida Miki/群馬県)、女子は楠田涼葉(Kusuda Suzuha/大阪府)が優勝しました。男子2位は宮川朋史(Miyagawa Tomofumi/福井県)、3位は小幡利春(Obata Toshiharu/新潟県)。女子2位は 齋藤磨実(Saito Mami/神奈川県) 、3位は佐俣明香莉(Samata Akari/埼玉県)でした。

烏帽子スカイラン・スカイレース(25km/±1500m)
2022優勝タイム
男子/MEN   牛田 美樹 2:16:13
女子/WOMEN  楠田 涼葉 2:30:56
コースレコード
男子/MEN   小田切 将真 2:12:39(2021)
女子/WOMEN  秋山 穂乃果 2:29:17 (2021)

男子優勝の牛田。烏帽子山頂の岩場を駆け下る ©烏帽子スカイラン

牛田は2015年の西米良、2018年の志賀高原、以来、4年ぶり3度目のSJS優勝。牛田はSJS年間チャンピオンを3度(2015・2016・2018年)経験しているスーパーレジェンドである。

“2018年の志賀高原エクストリーム以来の4年ぶりの優勝だったので久々に優勝できて嬉しいという思いがあります。優勝できたのも40代で競い合っているライバル(宮川さんや小幡さんたち)の存在があってお互い高め合って、3人でワンツースリーという結果だったのも、それも嬉しいと思います”

女子優勝の楠田。山頂目指して駆け登る ©烏帽子スカイラン

楠田は2019年の志賀高原以来、3年ぶり2度目のSJS優勝。コースレコードに迫る好タイムでフィニッシュ。

“ジャパンシリーズでウィナービブをもらえたのは実は2019年ぶり。久しぶりになるので優勝できて良かったです。でも、目標が2時間半切りであったので、結果としては50秒ほどオーバーしてしまい悔しいです。去年の自分の2時間38分よりは8分くらい早くなれたので去年より自分が成長しているなと感じられたので良かったです。「苦手は伸びしろ」をモットーに自分はまだまだ成長できると信じてこれからも頑張っていきます”

男子2位の宮川 ©烏帽子スカイラン
男子3位の小幡 ©烏帽子スカイラン
女子2位の齋藤 ©烏帽子スカイラン
女子3位の佐俣 ©烏帽子スカイラン
【個人】SJSランキング・入賞者
山頂目指して駆け登る! ©烏帽子スカイラン
VKシリーズ第4戦 烏帽子スカイラン・バーティカル 入賞者

男子トップ10
1. 山口 大河 東京都
00:55:26
2. 松本 祥汰 群馬県
00:57:54
3. 宮川 朋史 福井県
00:58:21
4. 乾 碩 埼玉県
00:58:31
5. 牛田 美樹 群馬県
00:58:36
6. 河崎 鷹丸 東京都
01:00:09
7. 柿木 郁人 埼玉県
01:00:48
8. 高前 直幸 広島県
01:05:21
9. 大塚 浩司 長野県
01:06:39
10.相良 孔太 長野県
01:07:05

女子トップ10
1.池神 悠希 神奈川県
01:11:34
2. 髙橋 佳代 北海道
01:12:59
3. 齋藤 磨実 神奈川県
01:15:22
4.佐俣 明香莉 埼玉県
01:17:18
5. 小林 華蓮 長野県
01:18:54
6. 岩楯 志帆 東京都
01:19:01
7. 齋藤 夢海 神奈川県
01:22:54
8. 須藤 吉仕子 長野県
01:23:56
9. 小幡 莉子 新潟県
01:26:24
10.池田 みず恵 東京都
01:53:37

年代別/マスターズ1位
M40. 宮川 朋史 福井県
00:58:21
M45. 大塚 浩司 長野県
01:06:39
M50.畑中 俊彦 東京都
01:10:17
M55.岩楯 岳一 東京都
01:20:43
M60.野田 洋一 長野県
01:25:06
F40.齋藤 磨実 神奈川県
01:15:22
F50.岩楯 志帆 東京都
01:19:01
F60.須藤 吉仕子 長野県
01:23:56

スカイレース男子は40代ワンツースリー! ©烏帽子スカイラン
SKYシリーズ第4戦 烏帽子スカイラン・スカイレース 入賞者

男子トップ10
1. 牛田 美樹 群馬県
02:16:13
2. 宮川 朋史 福井県
02:19:27
3. 小幡 利春 新潟県
02:20:50
4. 松本 祥汰 群馬県
02:21:26
5. 沖本 聖射 東京都
02:23:29
6.田中 耕造 長野県
02:24:39
7.田村 貴之 群馬県
02:26:04
8. 高前 直幸 広島県
02:26:44
9. 松本 陽介 群馬県
02:28:31
10.荻野 秀昭 神奈川県
02:29:18

女子トップ10
1. 楠田 涼葉 大阪府
02:30:56
2. 齋藤 磨実 神奈川県
02:45:03
3. 佐俣 明香莉 埼玉県
02:46:33
4. 岩楯 志帆 東京都
02:52:56
5. 宮坂 康子 長野県
02:57:42
6. 須藤 吉仕子 長野県
03:17:08
7. 泉 恵美 大阪府
03:18:23
8. 中山 就実 新潟県
03:34:44
9. 渡辺 亜咲 福島県
03:35:26
10. 池田 みず恵 東京都
04:30:50

年代別/マスターズ1位
M40. 牛田 美樹 群馬県
02:16:13
M45. 田中 耕造 長野県
02:24:39
M50. ルブラス エルワン 神奈川県
02:34:35
M55. 田村 実 東京都
02:48:22
M60.(該当者なし)
–:–:–
F40.齋藤 磨実 神奈川県
02:45:03
F50.岩楯 志帆 東京都
02:52:56
F60.須藤 吉仕子 長野県
03:17:08

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SJS次戦予告

SJSの次戦はいよいよグランドファイナル!11月19-20日に滋賀県大津市で開催されるびわ湖バレイスカイラン(バーティカル・スカイレース)です。2022シーズンのチャンピオンの座をかけた白熱したレースをお楽しみに!

びわ湖バレイスカイラン(エントリーは終了しました)


2022 Skyrunner® Japan Series

烏帽子スカイラン