10月20日(日)、中国・上海で開催されたVWC(バーティカルワールドサーキット)第8戦にて、渡辺良治(Ryoji Watanabe)がエリート部門で3位に入りました。この結果、11戦中5戦の合計ポイントで競われる年間ランキングにおいて、渡辺は2019VWCランキングで暫定トップを保持。残り3戦(ドバイ・大阪・香港)の2019VWCの表彰台に立つ可能性を一層高めました。

Vertical World Circuit Ranking

上海・浦東の超高層タワー群をバックに表彰台にのるエリート選手たち ©VWC
上海・浦東の超高層タワー群をバックに表彰台にのるエリート選手たち ©VWC

shanghai2

VWC上海大会の舞台は中国を代表する超高層ビル群・浦東(プートン)に聳える上海国際ファイナンスセンター(Shanghai International Finance Centre (sifc))。20カ国から集結した1700名のバーティカルランナーたちが、標高差254m、1460段を一気に駆け登りました。

上海大会に挑んだ日本チームの3名。左から小山、渡辺、上杉
上海大会に挑んだ日本チームの3名。左から小山、渡辺、上杉
優勝したマーク・ボーン、スージー・ウォルサム  ©VWC
優勝したマーク・ボーン、スージー・ウォルサム  ©VWC

今回の上海大会は、VWCの強豪選手であり渡辺の好敵手であるピーター・ロボジンスキー(Piotr Lobodzinski)マーク・ボーン(Mark Bourne)が第4戦ホーチミン大会以来、半年ぶりに参戦したことで注目された大会でした。直接対決の結果は、ボーンが優勝。+7秒差で2位にロボジンスキー。さらに+12秒差で渡辺は3位に入りました。日本勢では、上杉博一(Uesugi Hirokazu)が10位、小山孝明(Koyama Takaaki)が12位と健闘しました。

2019VWC(バーティカルワールドサーキット)は世界11の主要都市で開催される。都市の最高峰に駆け登る都市型スカイランニング。
2019VWC(バーティカルワールドサーキット)は世界11の主要都市で開催される。都市の最高峰に駆け登る都市型スカイランニング。

2019VWCは世界の主要都市にて全11戦で開催されます。11月10日(日)には、第10戦としてハルカススカイランが大阪で開催されます。世界的な選手との直接対決となるVWCエリート部門には男子5名、女子5名、合計10名の日本人アスリートが参戦する予定です。

SHKP Vertical Run for Charity – Race to Shanghai IFC results

Men
1. Mark Bourne (AUS) – 7’58”
2. Piotr Lobodzinski (POL) – 8’05”
3. Ryoji Watanabe (JPN) – 8’17”
4. Zhisen Liu (CHN) – 8’26”
5. Qinhua Liu (CHN) – 8’27”

Women
1. Suzy Walsham (AUS) – 9’25”
2. Laura Manninen (FIN) – 10’10”
3. Christy Kalksma (NZL) – 10’51”
4. Alice McNamara (AUS) – 10’54”
5. Sarah Frost (GBR) – 10’59”

Vertical World Circuit Ranking

VWC(バーティカル・ワールド・サーキット)