2年に1度開催される山岳ランニングの世界最高峰!!
9月13日:VK種目(5km/+1000m)
『2018スカイランニング世界選手権』が9月13日にイギリス・スコットランドで開幕します。VK・ULTRA・SKYの3種目で競われ、ポイントに応じて国別ランキングが決定されます。2年前は銅メダルだった日本代表チーム(選手16名)は金メダルを目指します。今回は最初の種目であるVK(バーティカルキロメーター)日本代表6名の「世界選手権への意気込み」と「スカイランニングの魅力」について紹介します。
2018 Skyrunning World Championships
マメ知識:『VK(バーティカルキロメーター)』って何?
その名の通り、バーティカル(垂直方向)にキロメーター(1000m)駆け登るスカイランニングの競技種目です。分かりやすく表現するならば『標高差1000m一気登り』です。どんな人が得意かというと、最大酸素摂取量が優れた選手が強いといわれます。世界のルールでは、沿面距離5km以内で標高差1000m上昇と規定されています。今回の世界選手権は5kmですが、世界には沿面距離1.8kmの”ほとんど垂直”ともいえる大会も存在します。ちなみに世界記録は28分台…。苦しいけど、登った時の達成感はナンバーワン!下り坂が苦手な人にもおススメできる種目です!!
JSA公認レース一覧 = 日本でもスカイランニングを体験できる大会♪
小川 ミーナ(Mina Ogawa)
「世界選手権への意気込み」
一昨年に引き続き、2回目の出場となります。
レース当日は全力を出し切り、チームに貢献出来るようしっかり戦ってきたいと思います。
「スカイランニングの魅力」
スカイランニングは、ロードと違って地面や斜度など、色々な変化を感じながら走れるのが面白いところです。何より、ピークから最高の景色が眺められるのが魅力です。山のレースはタイムを気にする事があまり無いので、全力で楽しめる所もまた魅力の一つです。
五郎谷 俊(Shun Gorotani)
「世界選手権への意気込み」
世界選手権は人生初となります。世界の強豪選手達に代表として挑ませて頂けるのはとても光栄です。
全力で、臆せず前に、上に1秒でも早く駆け上ります!
「スカイランニングの魅力」
スカイランニングの魅力は一つ一つのレースがアドベンチャーで、数々の困難を乗り越えゴールした時の達成感と感動は他では味わえません。
走る中でこんなにもワクワクして楽しい競技は他にはないです!
新牛込 崇史(Shinushigome Takashi)
「世界選手権への意気込み」
今まで支えてくれた家族や職場、様々な人への感謝の気持ちを走りで恩返しして、日本代表としての誇りを胸に世界の山を駆け上れる事に喜びを感じながら、最後まで全力を尽くしたいです。
「スカイランニングの魅力」
壁のような斜面を駆け上り、空に手が届きそうな稜線を駆け抜ける爽快感が、走った人にしか体験出来ない所です。
永里 剛城(Goki Nagasato)
「世界選手権への意気込み」
僕にとって初の海外遠征&世界戦で緊張もすると思いますが、雑草魂でがむしゃらに日本チームや応援してくださる方々のために安全な快速登山をしてきます!!
「スカイランニングの魅力」
スカイランニングでは自分の限界を超えてからの達成感や絶景があり、共感し合える仲間がどんどん増えていくから楽しいです。
宮原 徹(Toru Miyahara)
「世界選手権への意気込み」
スカイランニング世界選手権は私にとっては特別な大会です。2014年、フランスシャモニーで開催された同大会バーティカルkm部門で5位に入賞して以来2回目の世界選手権。約12年間、スカイランナーとして歩んできた集大成を今大会で出し尽くします。魅せる走りが出来るよう、精一杯頑張ります。
「スカイランニングの魅力」
厳しくも美しい山岳地帯が舞台のスカイランニング。
沢山の方々に知っていただきたい世界です。
吉住 友里(Yuri Yoshizumi)
「世界選手権への意気込み」
世界選手権では、メダルが取れるよう、日本チームに貢献できるように全力を尽くします。
日本代表として世界選手権に出られる事に感謝し、全力で愉しんできます。
「スカイランニングの魅力」
高い山に向かって駆け上がるのは、ワクワクドキドキ、心がときめき、私にとって正にスカイ感満載の山に立ったり駆け巡る事は本当に幸せな瞬間です。
世界の頂点を目指して駆け登る日本代表への支援・応援をよろしくお願いいたします!!
※今回の開催地は日本から遠く離れたスコットランドであるため、各選手の個人負担が大きくなっている現状があります。皆さんのご支援は選手たちの渡航費用や宿泊費の一部として使わせていただきます。