春のビッグイベントが今年も上田・太郎山で開催されます。5月4日(金・祝)に長野県上田市にて「上田スカイレース」が2018日本選手権(スカイ部門)として開催されます。前日にはVKシリーズ第2戦として「上田バーティカルレース」も開催されます。日本選手権後の後夜祭では2018世界選手権日本代表壮行会も実施されます。付属イベントを含めた「上田バーティカルレースー太郎山登山競走―」の参加者総数は900名超、2日間にわたる都市型スカイランニングの祭典となります。
太郎山(標高1164m)は長野県上田市の中心市街地の北方に聳える地域のシンボルの山です。約100年前にも「太郎山登山競走」、約50年前には「太郎山縦走リレー(登山駅伝)」を実施していたこともある、スカイランニングの歴史ある山でもあります。日本選手権となる「上田スカイレース」は「上田バーティカルレース―太郎山登山競走―」の2日目のプログラムとして今年から開催が始まる新種目となります。エリート部門である塩尻コースは、距離25km、累積標高差±3000m。平均傾斜は世界戦であるスカイランナーワールドシリーズの全レースを凌駕しており、標高1100m程の里山ながら技術的難易度が世界的レベルのコース設定となっています。
富士登山競走が「標高・標高差」という要素、粟ヶ岳が「雪」という要素であれば、太郎山登山競走は「技術」という要素で日本を代表する山岳レースであります。その様なチャレンジングな日本最高の競技会へは日本・アジアを代表する多数のスカイランナーが参戦しています。女子は2018VK女王の高村貴子(Takako Takamura)をはじめ、桑原絵理(Eri Kuwahara)、折戸小百合(Sayuri Orito)、 須藤吉仕子(Suto Kishiko)、木下久美(Kumi Kinoshita)、田中真紀(Maki Tanaka)、宮坂康子(Yasuko Miyasaka)、大松知恵(Chie Omatsu)、柿本絵里(Eri Kakimoto)、岩楯志帆(Shiho Iwadate)。男子は、2018VK王者の上田瑠偉(Ruy Ueda)をはじめ、世界選手権日本代表組として加藤聡(Satoshi Kato)、近藤敬仁(Yoshihito Kondo)、東徹(Toru Higashi)、矢嶋信(Makoto Yajima)、大瀬 和文(Kazufumi Ose)、永里 剛城(Goki Nagasato)。さらには、吉田岳生(Takeo Yoshida)、工藤祐輔(Yusuke Kudo)、安田隼人(Hayato Yasuda)、横山忠男(Tadao Yokoyama)、宮川朋史(Tomofumi Miyagawa)、星野和昭(Kazuaki Hoshino)、鈴木龍弥(Ryuya Suzuki)。
![コース中盤の兎峰(うさぎみね)は上田市街を一望するランドマーク ?UEDA VERTICAL RACE](https://skyrunning.jp/system/wp-content/uploads/2017/12/005_2138-e1512991503862.jpg)
なお、2018 Colombia Montrail Skyrunnner® Japan SeriesのSKYシリーズ第1戦としても位置付けられており「52週ランキング(52week-ranking)」という世界ランキングにも関わる競技会となります。前日のVKは宮原徹(Miayahara Toru)ら世界選手権の日本代表メンバーも多数参加することもあり、こちらも大いに注目です。上田市を挙げて開催されるスカイランニングの春の祭典「上田・太郎山」にご注目ください。
2018Colombia Montrail Skyrunnner® Japan Series