10月28日(土)に長野県上田市にてV GAMES JAPAN第6戦として烏帽子スカイラン・バーティカルが開催されました。同大会はJSA登録クラブチームであるSKYNINJA上田&吾妻が運営に携わり、地域のシンボルである烏帽子岳(標高2066m)の山頂まで駆け登るバーティカルレースです。男子は松本翔汰(Matsumoto Shota/SC丹沢秦野)、女子は齋藤磨実(Saito Mami)が優勝。両名共にV GAMES JAPANの初勝利を収めました。

尖峰である烏帽子岳の山頂 ©EBOSHI SKYRUN

烏帽子スカイランは今年で6回目を迎えるスカイランニング競技会であり、過去にもジャパンシリーズとして開催され、多くのトップスカイランナーが駆け登ってきたコースです。上田市民の森公園から7.5kmで標高差1200mを駆け登ります。男子では2018年に宮原徹(Miyahara Toru)出した53分26秒、女子は2021年に秋山穂乃果(Akiyama Honoka)が出した1時間9分41秒が、コースレコードとなります。

男子優勝の松本 ©EBOSHI SKYRUN
女子優勝の齋藤 ©EBOSHI SKYRUN

男子は序盤より、松本翔汰(Inui Suguru)の競り合いとなりました。標高2000m付近の最後の急登で松本が前に出て勝利をつかみました。2位に乾。3位は岐阜県の梶田泰葵(Kajita Taiki)が入りました。女子は実力者である斎藤磨実と実力ある中学生の競り合いとなりましたが、最後は齋藤の実力が上回りました。2位には大掛柚奈(Ogake Yuna)、3位には山田柚野(Yamada Yuno)の中学生2名が入る大健闘でした。

男子2位の乾 ©EBOSHI SKYRUN
女子2位の大掛 ©EBOSHI SKYRUN
男子3位の梶田 ©EBOSHI SKYRUN
女子3位の山田 ©EBOSHI SKYRUN

V GAMES JAPANは残り3戦でシリーズチャンピオンが決定されます。次戦は11月5日に愛媛県で開催される四国中央スカイラン。第8戦は11月18日に滋賀県で開催されるびわ湖バレイスカイラン・バーティカル。最終戦は12月16日に群馬県桐生市で開催される吾妻山登山競走となります。初代V GAMES JAPANチャンピオンは果たして誰になるか。注目のシーズン終盤戦となります。

男子トップ10
女子トップ10

V GAMES JAPAN第6戦「烏帽子」トップ10

MEN
1.松本 祥汰(群馬県)0:56:51
2.乾 碩(埼玉県)0:57:58
3.梶田 泰葵(岐阜県)1:03:19
4.森田 克馬(長野県)1:04:58
5.高前 直幸(広島県)1:06:12
6.石川 諒(宮城県)1:06:24
7.大塚 浩司(長野県)1:06:35
8.矢花 海空(長野県)1:06:47
9.清水 紘明(北海道)1:07:49
10.今井 洋二(長野県) 1:08:18

WOMEN
1.齋籐 磨実(神奈川県)1:17:23
2.大掛 柚奈(愛知県)1:19:23
3.山田 柚野(長野県)1:19:52
4.藤本 有季(長野県)1:20:38
5.池尾 優衣(長野県)1:21:12
6.齋藤 夢海(神奈川県)1:28:51
7.廣田 頼美(富山県)1:31:26
8.中島 彩香(群馬県)1:35:12
9.鈴木 絵美(長野県)1:35:38
10.橋詰 章子(長野県)1:37:41

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