第1回目となるスカイランニング日本選手権(VERTICALカテゴリ)が5月3日(日)、長野県上田市で開催されました。日本選手権となる「上田バーティカルレース-太郎山登山競走-」は水平距離5kmで標高差1000mを登るコースで、2016年世界選手権の代表選考会も兼ねて開催されました。
ゲスト選手には、スカイランニングチームの精鋭、クロスカントリースキー選抜、自衛隊選抜等の強豪選手を迎え、名実共に「日本選手権」という名に相応しいメンバーが参加しました。当日は、ノーマルコースに165名、エリートコースに164名が参加し、総勢329名が太郎山の山頂を目指しました。
日本選手権を制し、見事世界選手権の日本代表に選出されたのは、宮原徹選手(滝ケ原自衛隊所属)と小林由紀選手(岐阜日野自動車スキークラブ所属)です。両者とも予想を上回るタイムでゴールし、素晴らしい成績を修めました。名だたる招待選手が参加する、レベルの高い日本選手権で、JSTメンバーも入賞し、今後のチーム力アップにつながる結果となりました。また、上田市の協力と、多くのボランティアスタッフの方のおかげで、参加者のみなさんの笑顔あふれる素晴らしい大会となりました。
今回の上田バーティカルレースの成功を契機に、子供から大人までチャレンジできる身近なスカイランイング「バーティカル」が日本中で開催され、根付いていく可能性を大いに感じました。参加されたみなさま、ありがとうございました。
男子トップ5
1位 宮原 徹
2位 渡辺 良治
3位 加藤 淳一
4位 馬場 直人
5位 星野 和昭
女子トップ5
1位 小林 由貴
2位 岩楯 志帆
3位 須藤 吉仕子
4位 松浦 佐知
5位 上野 朋子