8月26日(日)に長野県山ノ内町にてV GAMES JAPAN 第5戦として竜王スカイラン・バーティカルが開催されました。日本屈指の急峻な斜面を制すべく、各地からハイレベルな選手が集結した中、宮川朋史(Miyagawa Tomofumi/福井県)と秋山穂乃果(Akiyama Honoka/長野県)が開幕戦の「上田」に続き再び勝利しました。
V GAMES JAPANは全9戦開催されるバーティカル(登山競走)の国内サーキットであり、4戦の獲得ポイントで年間ランキングが決定します(マスターズはゴールド+グランドファイナルの3戦の獲得ポイントで決定)。今年で2回目の開催となる同レースは、竜王スキーパークのインフォメーションセンターを起点とし、同スキーパークのロープウェイ山頂駅付近(標高1770m)がフィニッシュ地点。距離4.7kmで標高差1000mを駆け登る世界基準(ISF基準)を満たした日本屈指の急峻なバーティカルレースとなります。レース当日は非常に蒸し暑いコンディションであり、合わせて斜度36度を誇る急峻な斜面が選手たちを苦しめました。
男子は宮川朋史が上田・白馬に続いて2023 V GAMES JAPAN 3勝目を飾り、シリーズポイントもトップを独走しています。男子2位は乾 碩(Inui Suguru/埼玉県)、男子3位には牛田美樹(Ushida Miki/群馬県)と、実績ある選手が上位に入りました。トップ10の選手のうち8名が40歳以上のマスターズ選手が占めました。
女子は今期2戦目となる秋山穂乃果が開幕戦の上田に続いて2勝目。2位には齋籐 磨実(Saito Mami/神奈川県)、女子3位には小林華蓮(Kobayashi Karen/長野県)が続きました。女子は5位に60代の須藤吉仕子(Suto Kishiko/長野県/SKYNINJA)が入った一方で、6位の大掛莉奈(Ogake Rina/愛知県)ら中学生4名がトップ10に入りました。
V GAMES JAPAN第5戦「竜王」トップ10
WOMEN
1.秋山 穂乃果(長野)50:28
2.齋藤 磨実(神奈川)53:57
3.小林 華蓮(長野)55:32
4.後藤 涼子(岡山/SKYDEMON)56:19
5.須藤 吉仕子(長野/SKYNINJA)58:10
6.大掛 莉奈(愛知)59:33
7.大松 知恵(東京/SC丹沢秦野)1:00:50
8.大掛 柚奈(愛知)1:01:41
9.山田 柚野(長野)1:02:59
10.齋藤 夢海(神奈川)1:03:32
MEN
1.宮川 朋史(福井)41:27
2.乾 碩(埼玉)42:54
3.牛田 美樹(群馬/KIRYU SKY 481)44:14
4.今井 洋二(長野/SKYNINJA)46:21
5.相良 孔太(長野/SKYNINJA)48:37
6.岡部 泉太郎(埼玉)48:47
7.小幡 利春(新潟/ECHIGO SKY CLUB)50:06
8.畑中 俊彦(東京)51:07
9.吉村 哲也(栃木/古賀志山快速登山部)51:16
10.ルブラス エルワン(神奈川/SC丹沢秦野)52:13
コースレコード
男子/MEN 松本 祥汰 37:47 (2022)
女子/WOMEN 秋山 穂乃果 47:22 (2022)
V GAMES JAPAN(カレンダー&ランキング)
次戦予告
V GAMES JAPANの次戦は10月28日に長野県上田市・東御市で開催される烏帽子スカイランとなります。その後、愛媛県四国中央市の四国中央スカイラン、滋賀県大津市のびわ湖バレイスカイランを経て、最終戦は群馬県桐生市での吾妻山登山競走となります。1年を通して日本各地でイベントが開催されておりますので、ぜひ!空を目指して駆け登るスカイランニングにチャレンジしてみてください!!
烏帽子スカイラン ※エントリーは10月8日まで
四国中央スカイラン ※エントリーは10月23日まで
びわ湖バレイスカイラン ※エントリーは10月29日まで
吾妻山登山競走 ※エントリーは9月開始