11月28日(日)、長野県大町市にて2021スカイランニング北信越選手権(VK部門)「鹿島槍スーパーバーティカルレース」が開催されました。長野県スカイランニング協会が主催する同大会は、距離3.3kmで標高差720mを駆け登ります。昨年に続いて2度目の開催となりましたが、11月としては強い寒波の翌日開催となったため新雪を踏みしめる”雪中”のバーティカルとなりました。 長野県スカイランニング協会が主管するスカイランニング長野シリーズの最終戦でもあります。

日本百名山鹿島槍ヶ岳を望むコース ©長野県スカイランニング協会
もはやSKYSNOW! ©長野県スカイランニング協会

男子は新潟県の小幡利春(Obata Toshiharu)が優勝。小幡は2019年以来2度目の地域選手権タイトル獲得となります。2位には新潟県の遠藤健太(Endo Kenta)、3位は福井県の宮川朋史(Miyagawa Tomofumi)が入りました。女子は石川県の枝元香菜子(Edamoto Kanako)が2連覇を達成。SKY部門を含めれば3度目の地域選手権のタイトル獲得となります。2位には新潟県の小幡莉子(Obata Riko)、3位には長野県の須藤吉仕子(Suto Kishiko)が入りました。

男子優勝の小幡(手前)と3位の宮川(奥) ©長野県スカイランニング協会
女子1位の枝元(右)と2位の小幡(左) ©長野県スカイランニング協会
男子2位の遠藤。レース前にSKIMOの板でコースを整備しての準優勝 ©長野県スカイランニング協会

2021スカイランニング北信越選手権(VK部門)リザルト(TOP5)

WOMEN
1. 枝元 香菜子(Edamoto kanako)石川県 45:50
2. 小幡 莉子(Obata Riko)新潟県 46:49
3. 須藤 吉仕子(Suto Kishiko)長野県 52:24
4. 小川 就実(Ogawa Narumi)新潟県 1:07:41

MEN
1. 小幡 利春(Obata Toshiharu)新潟県 40:11
2. 遠藤 健太(Endo Kenta)新潟県 40:31
3. 宮川 朋史(Miyagawa Tomofumi)福井県 40:42
4. 浦野 正紀(Urano Masanori)長野県 41:06
5. 今井 洋二(Imai Yoji)長野県 41:30

女子3位の須藤。2021長野シリーズ女王! ©長野県スカイランニング協会
2021長野シリーズチャンピオンとなった金澤 ©長野県スカイランニング協会

なお、2021長野シリーズのチャンピオンは金澤拓則(Kanazawa Horonori)須藤吉仕子(Suto Kishiko)でした。長野シリーズはコロナ禍の影響で中止となった大会があったものの、たかやしろ、栂池、鹿島槍の3戦を開催できました(詳しくは>> スカイランニング長野シリーズ)。地域シリーズはスカイランニングの普及のために地域(都道府県)協会が主管して開催されているJSA公認のシリーズ戦です。2021シーズンは長野県の他に北海道・群馬・四国の合計4つのシリーズ戦が計画・実施されました。

鹿島槍スーパーバーティカルレース

2021地域選手権