ステアクライミングは世界を代表する都市での開催を中心に年間300レースほどがグローバルに開催されている都市型のエクストリームスポーツです。国内での認知度もあがってきており、各大会参加者数も年々増えてきています。国内における普及の柱となっているのが、階段を駆け登る国内サーキットであるステアクライミング・ジャパンサーキット(SJC)です。第1戦の名古屋大会を5月に終え、2024シーズン(※3月までの2024年度で1シーズンとしている)残りの2戦は、新たな会場での開催が決定しました!!

SJC第1戦名古屋大会 ©MEETING
立石ゆう子選手 ©MEETING

日本スカイランニング協会では、ステアクライミング・ジャパンサーキット(SJC)を主管しております。同サーキットは 国内30名(男子20 / 女子10)のトップステアクライマーのみが参戦できる国内最高峰のサーキットレースとして、2022年に東名阪のランドマーク 3会場を舞台にスタートアップしました。現在、国内ステアクライミング界を牽引している 渡辺良治選手(横森製作所所属)立石ゆうこ選手(ONODERA GROUP)なども本サーキットで活躍しながら、世界への扉を開いてきました。

階段登りの世界サーキットで日本勢が大活躍!渡辺が1位!立石が2位!—2024タワーランニング—

2023世界選手権の舞台となった大阪大会 ©MEETING

SJC第2戦 大阪大会は 『あべのハルカス』から本格的なツインタワーの先駆けとなったビル、『ツイン21 MIDタワー(約150m/739段)』 へ会場が変わります。 また大阪大会は「全日本選手権大会」としても開催されます。日本最強の行方にも、ぜひご注目ください!!SJC第3戦 高松大会は再開発で話題・注目度ともに高まっているサンポート高松エリアに屹立する、SJC四国最高層の『高松シンボルタワー(約150m/792段)』です。高さは両ビルともに約150mとなり、あべのハルカスのおおよそ半分になりますが、SJCエリートカテゴリは両会場とも2回かけあがった合計タイムにてランキングが決定されます。

SJC公式ページ

SJC大阪大会 ツイン21MIDタワーステアクライミングチャレンジ

SJC高松大会 高松シンボルタワーステアクライミングチャレンジ

子供から大人まで、様々な層が挑戦できるのがステアクライミング ©MEETING

JSAステアクライミング委員長の奥野晋一郎(Okuno Shinichiro)は次のようにSJCへの思いとビジョンを語ります:

これから若い世代が本サーキットを登竜門として、そしてトップステアクライマーのレベルアップしていくための研鑽の場となり、ここから広く世界のフィールドへ駆けあがっていく事を願ってやみません。

こうして、毎年開催されているサーキットレースですが、最終的には 年間通して国内で5戦ほどのサーキット戦として開催したいビジョンをもっています。今後は都市部のビルやタワーだけではなく、神社仏閣の階段を舞台にした大会の参画も視野にいれていければと考えています。そして、本大会はいずれも一般の方々がそれぞれのレベルでチャレンジ参加できる大会です。タイムを目指す方、頂上までの完走を目標にされる方 など 是非 多くの皆さんのチャレンジをお待ちしています。

最後に、本大会は 多くのボランティアクルー、企業スポンサー、ビル・タワー関係者、自治体の皆様のご理解・ご協力のおかげで開催できております。あらためて感謝もうしあげます。それでは皆さん!!ぜひ、頂上でお会いしましょう!!

チームで挑む楽しさもある! ©MEETING

山岳を発祥とするスカイランニングのムーブメントは、垂直化が進む世界中の都市へと拡大しています。最高峰の頂を目指す挑戦のスピリットを共有していきましょう!!

2025全日本ステアクライミング選手権大会
※日本の頂を狙う選手はこちらにチャレンジ!

2025全日本ジュニア交流大会(ステアクライミング)
※未来を担う子供たちを全力で応援しよう!