6月12日に群馬県嬬恋村にて2022スカイランナージャパンシリーズ(以下、SJS)第2戦として開催された嬬恋スカイランの大会結果についてお知らせします。SJSは日本スカイランニング協会が主管する国内最高峰の山岳ランニングのサーキットです。VKシリーズとSKYシリーズの2種別あるうち「嬬恋」はSKYシリーズの第2戦に当たります。
SKYシリーズ第2戦 嬬恋スカイラン
嬬恋スカイラン・スカイリッジは日本百名山である四阿山(あずまやさん・2354m)と御飯岳(おめしだけ・2160m)を結ぶ標高2000m級の稜線を辿る日本屈指の高所山岳レースです。標高1470mのパルコール嬬恋リゾートを起点に、距離38km/獲得標高差2550mのコースが設定されました。
男子は小幡利春(Obata Toshiharu/Niigata Sky Club/新潟県)、女子は秋山穂乃果(Akiyama Honoka/長野県)が優勝しました。男子2位は松本陽介(Matsumoto Yosuke/群馬県)、3位は乾碩 (Inui Suguru/埼玉県)。女子2位は齋藤磨実(Saito Mami/神奈川県)、3位は相原千尋(Aibara Chihiro/香川県)でした。
嬬恋スカイラン(38km/+2550m)
2022優勝タイム
男子/MEN 小幡 利春 04:58:35
女子/WOMEN 秋山 穂乃果 05:22:18
秋山は開幕戦の「上田」に続き2022SKYシリーズ2勝目。通算で6勝目(SKY3勝、VK3勝)。
“今日のコースは2000m級の山を4つ越える「登山」のコース。本来なら走れないところも走るというのがかなりキツくて(嬬恋は海外(世界選手権)のレースを想定しているので)海外のレースがこんなにキツいというのが分かって良かった。お尻と太ももの裏がバキバキで凄いトレーニングになった”
スカイスノーの初代全日本チャンピオンである小幡はサマーシーズンでは初勝利。
”若者向けの走れるコースだが昨日の雨でエクストリームなコースになったおかげもあった。まさか44歳のおっさんが優勝できるとは思ってもなかった。今までの人生の経験から勝ち取れたと思うので本当に嬉しい”
SKYシリーズ第2戦 嬬恋スカイラン・スカイリッジ 入賞者
女子トップ10
- 秋山 穂乃果 長野県
05:22:18 - 齋藤 磨実 神奈川
05:57:40 - 相原 千尋 香川県
06:12:03 - 岩楯 志帆 東京都
06:41:47 - 佐俣 明香莉 埼玉県
06:50:42 - 大松 知恵 東京都
07:05:07 - 中山 就実 新潟県
07:09:19 - 沼尾 葉月 栃木県
07:16:17 - 須藤 吉仕子 長野県
07:51:43 - 福沢 朋子 東京都
08:31:39
男子トップ10
- 小幡 利春 新潟県
04:58:35 - 松本 陽介 群馬県
05:05:00 - 乾 碩 埼玉県
05:13:17 - 松本 祥汰 群馬県
05:14:11 - 相良 孔太 長野県
05:20:13 - 遠藤 健太 新潟県
05:27:10 - 沖本 聖射 東京都
05:30:13 - 高前 直幸 広島県
05:33:31 - 茂木 敬史 東京都
05:38:27 - 細木 郁生 東京都
05:39:41
年代別/マスターズ1位
M40.小幡 利春 新潟県
04:58:35
M45.田中 耕造 長野県
05:43:15
M50.川崎 義孝 群馬県
05:52:25
M55.岩楯 岳一 東京都
06:28:48
M60.該当者無し
–:–:–
F40.齋藤 磨実 神奈川県
05:57:40
F50.岩楯 志帆 東京都
06:41:47
F60.須藤 吉仕子 長野県
07:51:43
SJS次戦予告
SJSの次戦は「特別戦」です。山梨県富士吉田市にて、2年間の中止を経て3年ぶりに開催される富士登山競走(Fuji Mountain Race)となります。そして、メインレース第3節は9月3・4日(土)に山形県山形市で開催される蔵王スカイラン(ZAO SKYRUN)です。頂上目指して駆け登るスカイランナーの躍動をお楽しみに!
蔵王スカイラン(8月上旬までエントリー可)