10月12日(日)、滋賀県東近江市において2025 YOKOMORI Stairclimbing Japan Circuit(SJC)第3戦「太郎坊チャレンジ」が開催されました。約1400年前に創建された太郎坊宮379段の階段を舞台に、3本の合計タイムで競われました。第3戦を制したのは、男子は梅村碧一(Umemura Aoi/東京都)、女子は立石ゆう子(Tateishi Yuko/埼玉県)でした。梅村は嬉しいSJC初優勝。実績ある立石は今季ではSJC初優勝となります。

歴史あるパワースポット・太郎坊宮を望む ©東近江市観光協会

3本の合計タイムを競う滋賀大会は、男子は1本が60秒を切るスプリント勝負。1本目から3本目まで全て50秒台の安定した強さをみせつけた梅村碧一が完全勝利を納めました。2位争いは実力者である浜悠輔(Hama Yusuke/北海道)矢島昭輝(Yajima Shoki/愛知県)が競り合います。1・2本目では浜が総合2位とリードし、3本目では矢島がリード。3本の合計タイムでは浜悠輔が2位、矢島昭輝が3位という結果でした。4位には第2戦の優勝者である白井清流(Shirai Seiryu/神奈川県)、5位には高橋海輝(Takahashi Mitsuki/東京都)が入りました。

男子優勝の梅村 ©太郎坊チャレンジ
男子2位の浜
男子3位の矢島

女子はトップを巡る接戦となります。1本目に1分19秒を出してリードしたのは原田知華子(Harada Chikako/東京都)。2番手に立石ゆう子(Tateishi Yuko/埼玉県)、3番手で坂本綾(Sakamoto Aya/埼玉県)でした。2本目以降、階段女王の立石が真の底力を出し始めます。原田の記録を上回る、1分17秒台・1分16秒台を叩き出し、逆転での今季SJC初勝利を達成しました。2位には原田、3位には坂本が入りました。原田と坂本は嬉しい今季初トップ3ランクインとなります。4位には鈴木沙那(Suzuki Sana/愛知県)、5位には澤田ことり(Sawada Kotori/愛知県)が入りました。

女子優勝の立石 ©太郎坊チャレンジ
女子2位の原田
女子3位の坂本

今年で4年目を迎えるSJCは名古屋大会(5月)、群馬大会(9月)、滋賀大会(10月)、大阪大会(11月)の全4戦より構成されます。次戦は最終戦。11月30日(日)大阪府大阪市で開催される「ステアクライミングチャレンジ大阪大会@ツイン21MIDタワー」です。

ステアクライミングチャレンジ大阪大会@ツイン21MIDタワー

SJC 2025 第3戦「滋賀」TOP5

WOMEN
1. 立石 ゆう子(Tateishi Yuko/埼玉県)03:53.54
2. 原田 知華子(Harada Chikako/東京都)04:05.38
3. 坂本 綾(Sakamoto Aya/埼玉県)04:10.35
4. 鈴木 沙那(Suzuki Sana/愛知県)04:18.66
5. 澤田 ことり(Sawada Kotori/愛知県)04:26.90

MEN
1. 梅村 碧一(Umemura Aoi/東京都)02:31.38
2. 浜 悠輔(Hama Yusuke/北海道)02:35.74
3. 矢島 昭輝(Yajima Shoki/愛知県)02:37.55
4. 白井 清流(Shirai Seiryu/神奈川県)02:48.13
5. 高橋 海輝(Takahashi Mitsuki/東京都)02:48.42

太郎坊チャレンジ

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