4月1日に群馬県嬬恋村にて開催された、2023全日本スカイスノー選手権大会、1日目の種目であるバーティカル(3.5km/+610m)の結果をお知らせします。総合は新潟の小幡利春(Obata Toshiharu/ECHIGO SKY CLUB)、神奈川の齋藤磨実(Saito Mami)が優勝。23歳以下のユース部門では神奈川の石川万太(Ishikawa Manta/ZUSHI SKYRUNNERS)、長野の小林華蓮(Kobayashi Karen)が優勝し、金メダルを獲得しました。
男子は実力者である小幡と高村純太(Takamura Junta/ECHIGO SKY CLUB)の新潟県勢による一騎打ちとなりましたが、小幡が46秒差で勝ち切り、全日本連覇を達成しました。健闘した高村は2位。3位には福井県の宮川朋史(Miyagawa Tomofumi)が、4位の石田寛雄(Ishida Hiroo/ECHIGO SKY CLUB)との競り合いを制して、ランクイン。男子トップ3は昨年と同じ顔触れとなりました。
女子は今シーズン負けなしの齋藤と昨年の女王である長野県の小林華蓮(Kobayashi Karen)の競り合いになりましたが、44秒差をつけて齋藤がフィニッシュ。スカイランニング競技において全日本選手権で初勝利を飾りました。総合2位の小林は、23歳以下のユース部門では優勝(連覇達成)。3位にはスカイスノー初挑戦となった愛知県の中学生である大掛柚奈(Ogake Yuna)が入りました。大掛はユース部門で2位となります。
23歳以下のユース部門。男子は神奈川県の高校生である石川万太(Ishikawa Manta/ZUSHI SKYRUNNERS)が嬉しい初優勝を飾りました。2位には同じチームメイトである神奈川県の山岸大志(Yakagishi Taishi/ZUSHI SKYRUNNERS)。3位には福井県の12歳、田中大輝(Tanaka Daiki)が入りました。ユース女子の3位には新潟県の小幡莉子(Obata Riko/ECHIGO SKY CLUB)が入りました。ユース世代は年々層が厚くなってきており、夏季のスカイランニングで活躍する選手がスカイスノーに挑戦するムーブメントが始まりつつあります。
全日本選手権2日目は、登り&下りのクラシックが実施され、上位3名にはメダルが授与されます。バーティカルとクラシックの複合(コンバインド)、さらには2023シーズンより導入したチームランキングも発表され、それぞれのトップ3にもメダルが授与されます。
全日本スカイスノー選手権大会 バーティカル トップ3
Men
1. 小幡 利春(Obata Toshiharu)新潟県 Echigo Sky Club 32:45
2. 高村 純太(Takamura Junta)新潟県 Echigo Sky Club 33:29
3. 宮川 朋史(Miyagawa Tomofumi)福井県 36:33
Women
1. 齋籐 磨実(Saito Mami)神奈川県 40:48
2. 小林 華蓮(Kobayashi Karen)長野県 41:32
3. 大掛 柚奈(Ogake Yuna)愛知県 43:46
全日本スカイスノー選手権大会 バーティカル(ユース) トップ3
Men
1. 石川 万太(Ishikawa Manta)神奈川県 Zushi Skyrunners 37:55
2. 山岸 大志(Yamagishi Taishi)神奈川県 Zushi Skyrunners 38:36
3. 田中 大輝(Tanaka Daiki)福井県 0:41:18
Women
1. 小林 華蓮(Kobayashi Karen)長野県 41:32
2. 大掛 柚奈(Ogake Yuna)愛知県 43:46
3. 小幡 莉子(Obata Riko)新潟県 Echigo Sky Club 45:52