11月29日(日)、長野県大町市にて2020スカイランニング北信越選手権(VK部門)「鹿島槍スーパーバーティカル」が開催され、新潟県の高村純太(Takamura Junta)と石川県の枝元香菜子(Edamoto Kanako)が優勝しました。本格的な雪上でのバーティカルレースとして長野県スカイランニング協会が主催した同大会は、本来であれば残雪期の4月に開催されるはずでした。しかし、コロナ禍のために11月下旬に延期となったため、積もりたての「新雪」を踏みしめるバーティカルレースとなりました。
女子では、バーティカルは初めてという石川県の枝元香菜子(Edamoto Kanako)が初優勝を飾りました。ゲスト参加していたバーティカル日本代表の高橋友理奈(Takahashi Yurina)を7秒上回る好記録。枝元は2019年の中部選手権(SKY部門)でも優勝しており、2年連続でのタイトル獲得となります。北信越2位には長野県の高校生の小林華蓮(Kobayashi Karen)、3位には新潟県の中学生の小幡莉子(Obata Riko)が入りました。雪国に住むジュニア・ユース世代の活躍も素晴らしい結果でした。
男子では、新潟県のエースである高村純太(Takamura Junta)が並み居る強豪を破り、地域選手権初タイトルを獲得しました。高村はスノーシューの日本代表経験者ということもあり、得意な雪上のバーティカルでも力を発揮した形となります。スカイランニングの新種目「SKYSNOW」での今後の活躍も楽しみな選手といえます。2位には長野県の藤飛翔(Fuji Tsubasa)、3位には新潟県の小幡利春(Obata Toshiharu)が入りました。なお、小幡家は親子で北信越選手権銅メダルの快挙となります。
北信越選手権(VK部門)トップ5
WOMEN
1. 枝元 香菜子(Edamoto kanako)石川県 41:11 ※北信越1位
2. 高橋 友理奈(Takahashi Yurina)宮城県 41:18
3. 小林 華蓮(Kobayashi Karen)長野県 43:37 ※北信越2位
4. 小幡 莉子(Obata Riko)新潟県 44:02 ※北信越3位
5. 須藤 吉仕子(Suto Kishiko)長野県 44:07
MEN
1. 高村 純太(Takamura Junta)新潟県 32:11 ※北信越1位
2. 藤 飛翔(Fuji Tsubasa)長野県 32:47 ※北信越2位
3. 小幡 利春(Obata Toshiharu)新潟県 33:07 ※北信越3位
4. 宮川 朋史(Miyagawa Tomofumi)福井県 33:34
5. 浦野 正紀(Urano Masanori)長野県 33:49