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日本チームの悲願であった世界選手権金メダル上田瑠偉(UEDA RUY)によって初めてもたらされました。2020スカイランニング世界選手権1日目のVK(バーティカルキロメーター/3.3km/+1000m)男子部門で上田瑠偉が優勝。スカイランニング世界選手権の金メダル獲得は、日本のみならずアジア勢として初の歴史的な快挙となります。

男子優勝!上田瑠偉のラストスパート ©JSA
スペインの空に君が代が響いた ©JSA

上田は中盤から抜け出し、最後は2位に30秒以上の差をつける独走で、栄光のフィニッシュラインを超えました。2位にはスペインのダニエル・オサンツ(Daniel Osanz)、3位にはスイスの ロベルト・デロレンジ(Roberto Delorenzi)が入りました。この3人の共通点はユース世界選手権での歴代メダリストということです。他の日本勢男子は近江竜之介(Omi Ryunosuke)が7位と健闘、上正原真人(Kamishohara Masato)が19位でした。

男子7位と健闘した近江 ©JSA
男子19位の上正原 ©JSA

女子の優勝はチェコのマルセル・ヴァシノヴァ(Marcela Vašínová)が圧勝。2位にはスペインのオイアナ・コルタザール (Oihana Kortazar)、3位にはフランスのアイリス・ペシー(Iris Pessey)が入りました。日本勢女子は楠田涼葉(Kusuda Suzuha)が15位、上田絢加(Ueda Ayaka)が17位でした。

女子15位の楠田 ©JSA
女子17位の上田 ©JSA

2020スカイランニング世界選手権は21カ国より155名の各国協会が選考した代表選手が参戦しています。世界選手権2日目は長距離種目のSKYULTRA(スカイウルトラ/68km/±4889m)が開催され、日本勢は小川壮太(Ogawa Sota)、馬場ゆう子(Baba Yuko)、星野由香理(Hoshino Yukari)の3名が出場します。※日本時間10日13時スタート、ライブ・速報はこちら(https://skyrunning.jp/2021/07/08/2020swc-pre/)の一覧より。

各国の代表選手紹介のセレモニーで ©JSA
国際色豊かな開会式となった ©JSA

Top five results Buff Epic Trail Vertical Kilometer®

Men
1. Ruy Ueda (JPN) – 35’06”
2. Daniel Osanz (ESP) – 35’38”
3. Roberto Delorenzi (SUI) – 35’55”
4. Manuel Da Col (ITA) – 36’05”
5. Oscar Casal Mir (AND) – 36’52”
7. Ryunosuke Omi (JPN) – 37’44”
19. Masato Kamishohara (JPN) – 41’59”

Women
1. Marcela Vašínová (CZE) – 41’00”
2. Oihana Kortazar (ESP) – 43’14”
3. Iris Pessey (FRA) – 44’26”
4. Lina El Kott Helander (SWE) – 45’18”
5. Silvia Lara Diéguez (ESP) – 45’46”
15. Suzuha Kusuda(JPN) – 52’04”
17. Ayaka Ueda (JPN) – 52’56”

Full results

世界選手権いよいよ開幕-2020 SKYRUNNING WORLD CHAMPS-