11月9日(日)、愛媛県四国中央市にて2025 V GAMES JAPAN 第6戦「四国中央スカイラン(SHIKOKU-CHUO SKYRUN)」が開催されました。山麓の道の駅「霧の森」より、地域のシンボルである標高1043mの塩塚峰まで4.8kmで標高差850mを駆け登るコース設定。大会当日は雨天となりましたが、予定通り山頂でフィニッシュ。男子は山田雄喜(Yamada Yuki/東京都)が33分13秒で第3戦以来の2勝目を達成。女子は布施愛里(Fuse Airi/北海道)が41分15秒で今季初優勝を飾りました。

男子優勝の山田、フィニッシュの瞬間 ©四国中央スカイラン

男子優勝の山田のコメント:

本日は雨でコースは滑ったりしたのですけれども、今の体調と自分のフィットネスのところを出し切ることができたレースになったかと思っています。来週に神戸マラソンがあって、目標は2時間16-18分切りを目標に出走して、最終戦の吾妻山で勝負できればと思っています。今年つくった体で想像以上に記録を出せていないところもあるのですが、最善を尽くせば結果はついてくるので、最善を尽くして頑張っていきます。

女子優勝の布施、フィニッシュ直後の笑顔 ©四国中央スカイラン

女子優勝の布施のコメント:

昨日は札幌で階段(ステアクライミング)のレースがあったのですが、大雪の中のレースで、一夜明けて、今日は大雨の中のレースで、コンディションが難しい中でも楽しいコースだなと思いながら走ることができました。先週、バーティカルの全日本選手権で、そのために練習を積み重ねて来て、思うような結果が残せなくても悔いの残らないレースができたので、計画的に取り組んで当たれば思うようにいかなくても必ず納得して前に進むことができるんだなというふうに自分で分かったので、来年もうまくいかないことがあっても挫けないで、自分の計画を尽くすようにしていきたいなと思います。

男子2位の齋藤 ©四国中央スカイラン

男子2位は4戦連続でトップ3に食い込み続ける齊藤寛峻(Saito Hirotoshi/茨城県)、男子3位は開幕戦の勝者である宮川朋史(Miyagawa Tomofumi/福井県)でした。女子2位は四国中央が地元の全日本チャンピオンである合田睦美(Goda Mutsumi/愛媛県)、女子3位は2024世界選手権日本代表である相原千尋(Aibara Chihiro/香川県)でした。

女子2位、四国中央市在住の合田 ©四国中央スカイラン

2025 V GAMES JAPANは5月~12月の期間で全7戦で構成され、全4戦(3戦+最終戦)の獲得ポイントでシリーズランキングが決定されます。次戦はいよいよ最終戦。12月13日に群馬県桐生市で開催される吾妻山登山競走です。

吾妻山登山競走

V GAMES JAPAN 第6戦「四国中央」TOP5

WOMEN
1. 布施 愛里(北海道)41:15
2. 合田 睦美(愛媛県)41:45
3. 相原 千尋(香川県)44:01
4. 大掛 柚奈(石川県/SKY TIGER)44:17
5. 大掛 香織(石川県/SKY TIGER)48:12

MEN
1. 山田 雄喜(東京都)33:13
2. 齊藤 寛峻(茨城県)34:30
3. 宮川 朋史(福井県)35:05
4. 岡 翔琉(大阪府/TEAM☆SKY KYOTO)38:11
5. 高前 直幸(広島県)38:39

全リザルト

四国中央スカイラン

2025 V GAMES JAPAN