
8月16日(土)、群馬県嬬恋村にて2025 V GAMES JAPAN 第3戦「嬬恋スカイラン・バーティカル(Tsumagoi Skyrun- VERTICAL)」が開催されました。パルコール嬬恋リゾートを舞台に、標高2000m級の稜線まで距離3.5kmで標高差600mを駆け登るバーティカルレース。小中学生を対象にした全日本ジュニア交流大会も兼ねており、小学1年生から70代まで200名超が嬬恋高原の斜面を駆け登りました。男子は山田雄喜(Yamada Yuki/東京都)が24分37秒で2019年の富士登山競走以来のJSA公式戦での勝利を達成。女子はユース日本代表で中学3年生の山田柚野(Yamada Yuno/Ssessionzz/長野県)が33分50秒でJSA公式戦初優勝を飾りました。

男子優勝の山田のコメント:
嬬恋スカイラン自体は初めてでしたが、嬬恋にスキーで遊びに来たことがありコースのイメージはあったので、最初から攻めていきました。自分の走りを崩さなければ勝てるという自信があったので、そこだけを意識して押し切りました。次の試合に関しては、烏帽子(10月)か四国中央(11月)を予定していて、V GAMESの国内チャンピオンを狙っていて、シリーズ優勝と日本選手権で(世界選手権の)代表権を取ることを目標にトレーニングを組んでいます。

女子優勝の山田のコメント:
総合優勝を目標に前半から飛ばして走っていたので、総合優勝できて良かったです。コースは最後の500m付近から笹で覆われて滑りやすく、後ろの町田彩羽選手に付かれてしまって焦りがありましたが、自分のパワーを振り絞って出して良いパフォーマンスが出来たと思います。嬬恋のイメージは、標高が高く夏でも涼しい空気であり、キャベツが美味しいところです。


男子2位は2023-2024 V GAMES 王者の乾碩(Inui Suguru/埼玉県)、男子3位は陸上競技からスカイランニングに挑む齊藤寛峻(Saito Hirotoshi/茨城県)でした。女子2位は終盤まで山田と競り合った中学2年生の町田彩羽(Machida Sawa/埼玉県)、女子3位は2024全日本選手権2位の強豪である皆川美紀子(Minagawa Mikiko/オリエンティア軍団/東京都)でした。


2025 V GAMES JAPANは5月~12月の期間で全7戦で構成され、全4戦(3戦+最終戦)の獲得ポイントでシリーズランキングが決定されます。次戦は9月21日に新潟県阿賀野市で開催される五頭登山競走です。
V GAMES JAPAN 第3戦「嬬恋」TOP5

WOMEN
1. 山田 柚野(Ssessionzz/長野県) 33:50
2. 町田 彩羽(埼玉県) 34:08
3. 皆川 美紀子(オリエンティア軍団/東京都) 34:21
4. 田中 友理恵 ((株)アスクゲート/新潟県) 35:05
5. 田口 夏稀(埼玉県) 35:42
MEN
1. 山田 雄喜(東京都) 24:37
2. 乾 碩(埼玉県) 25:01
3. 齊藤 寛峻(茨城県) 25:37
4. 小田切 将真(長野県) 26:13
5. 横田 佳介(埼玉県) 26:50
