3月15日(土)に香川県高松市にそびえる高松シンボルタワーにて、Stairclimbing Japan Circuit(SJC)最終戦「中部電力MIRAI TOWERステアクライミングチャレンジ」が開催されました。四国最高層の空を制したのは、男子は中嶋純太(Nakajima Junta/新潟県/ECHIGO SKY CLUB)、女子は立石ゆう子(Tateishi Yuko/埼玉県/ONODERA GROUP)でした。両者ともに、名古屋・大阪・高松の全3レースで優勝(※SJCエリート選手の中で)。サーキットの完全勝利を飾りました。

SJC最終戦は四国最高層の高松シンボルタワー(高さ150m,階段792段)31階までの非常階段を2度駆け上がり、その合計タイムで順位を決定する方式となりました。2023シーズンの結果より選出されたSJC エリートの30名(男子20名・女子10名)をはじめ、一般エントリーも含めると約250名のステアクライマーが名古屋の空に駆け登りました。本大会は、四国シリーズ最終戦や、ジュニア交流大会も兼ねており、様々な参加者層がいて会場は大いに賑わいました。


男子は中嶋純太が1本目に最速の3分36秒の好タイムを出しました。2本目の最速タイムは島田拓弥(Shimada Takuya/愛知県)の3分59秒。中嶋が1本目のリードを守り切り、見事、最終戦も優勝してSJC連覇を達成しました。2位には1本目2位、2本目3位のタイムを出した梅村碧一(Umemura Aoi/東京都)。3位には2本目の最速タイムを出した島田拓弥が逆転で入りました。4位には鈴⽊⼀⾺(Suzuki Kazuma/愛知県)、5位には緒⽅航(Ogata Wataru/愛知県)が入りました。
優勝した中嶋のコメント:
10日前にコロナになって1回も練習せずに今日この場を迎えて、負けるのは当たり前でしたが、なんとか勝ちたいという気持ちで頑張り、勝つことができました。来シーズンの計画は決まっていませんが、参加した場合はまたよろしくお願いします。1年間有難うございました。

女子は1本目も2本目も最速タイムを出した立石ゆう子が圧勝。立石は2022年からのSJC3連覇を完全勝利で達成しました。2位には布施愛里(Fuse Airi/北海道)、3位には長谷川由理(Hasegawa Yuri/愛知県)と実力者が入りました。女子トップ3に関しては、1本目も2本目も同順位であり、男子のような逆転劇はありませんでした。4位には鈴⽊沙那(Suzuki Saya/愛知県)、5位には本郷沙穂(Hongo Saho/岡山県/SKYDAMON)が入りました。
優勝した立石のコメント:
今回で完全優勝で3連覇を成し遂げることができて、とても嬉しいです。SJCメンバーもこんなに沢山いるので、どんどんこの競技も盛り上がっていくと思います。これからも会場にいる皆さんと共にこの競技を盛り上げてまいりますので、ご協力をお願いいたします!

SJC最終戦トップ5
WOMEN
1 ⽴⽯ ゆう⼦(埼玉県) 09:33
2 布施 愛⾥(北海道) 10:10
3 ⻑⾕川 由理(愛知県) 10:49
4 鈴⽊ 沙那(愛知県)10:56
5 本郷 沙穂(岡山県/SKYDAMON)11:00
MEN
1 中嶋 純太(新潟県/ECHIGO SKY CLUB)7:38
2 梅村 碧⼀(東京都)8:01
3 島⽥ 拓弥(愛知県)8:06
4 鈴⽊ ⼀⾺(愛知県)8:18
5 緒⽅ 航(愛知県)8:29

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