6月5日に東京都檜原村にて2022スカイランナージャパンシリーズ(以下、SJS)第2戦として開催された東京バーティカルレースの大会結果についてお知らせします。SJSは日本スカイランニング協会が主管する国内最高峰の山岳ランニングのサーキットです。VKシリーズとSKYシリーズの2種別あるうち「東京」はVKシリーズの第2戦に当たります。

VKシリーズ第2戦 東京バーティカルレース

東京バーティカルレースは奥多摩三山を舞台にした首都圏唯一の山岳バーティカルレースです。従来は大岳山(おおだけさん・1266m)を舞台として過去に2度開催されましたが、会場が工事中となったことにより、御前山(ごぜんやま・1405m)山頂に駆け登る特設コース(距離7.0km/標高差1060m)が設定されました。

男子は乾碩(Inui Suguru/埼玉県)、女子は池神悠希(Ikegami Yuki/SC丹沢秦野/神奈川県)が優勝しました。男子2位は甲斐大貴(Kai Hiroki/千葉県)、3位は山口大河(Yamaguchi Taiga/東京都)。女子2位は齋藤磨実(Saito Mami/神奈川県)、3位は山谷佳代(Yamaya Kayo/北海道)でした。

東京バーティカルレース(7km/+1060m)
2022優勝タイム
男子/MEN   乾 碩 50:51
女子/WOMEN  池神 悠希 1:06:30

勢いよく飛び出した池神(右) ©東京バーティカルレース

池神は昨年の蔵王バーティカル以来のSJS優勝。通算2勝目を飾った。

“いつもお世話になっている皆さんのおかげでできた優勝。もっと強くなりたいという想いが強いので、その気持ちに沿って練習していきたいと思っています。応援ありがとうございました”

優勝インタビューを受ける乾。インタビュアーは階段王・渡辺良治 ©東京バーティカルレース

今シーズンよりスカイランニングに参戦している乾は初優勝。今後の活躍が楽しみな選手である。

“今日は歩かずに走り続けられればよいと思っていたが、その中で自分の100%の力を出し切れたので優勝できたと思います。次は蔵王スカイレースに出るが、そこでも優勝目指して頑張っていきたいと思う”

オオカミ信仰の残る奥多摩の山々。魅力的なフィールドである ©東京バーティカルレース

VKシリーズ第2戦 東京バーティカルレース 入賞者

男子トップ10
1.乾 碩 埼玉県
0:50:51
2.甲斐 大貴 千葉県
0:51:33
3.山口 大河 東京都
0:51:37
4.牛田 美樹 群馬県
0:51:46
5.河崎 鷹丸 東京都
0:53:54
6.大谷 康太 広島県
0:54:10
7.宮川 朋史 福井県
0:54:13
8.小幡 利春 新潟県
0:54:29
9.柿木 郁人 埼玉県
0:55:55
10.本郷 淳 岡山県
0:56:18

女子トップ10
1.池神 悠希 神奈川県
1:06:30
2.齋藤 磨実 神奈川県
1:06:50
3.山谷 佳代 北海道
1:09:04
4.田口 倖菜 埼玉県
1:09:53
5.須藤 吉仕子 長野県
1:11:04
6.冨田 にこ 京都府
1:12:39
7.ルブラス 恵美里 山梨県
1:13:19
8.小幡 莉子 新潟県
1:18:47
9.佐俣 明香莉 埼玉県
1:19:52
10.齋藤 夢海 神奈川県
1:25:11

年代別/マスターズ1位
M40.宮川 朋史 福井県
00:54:13
M45.岡部 泉太郎 埼玉県
00:58:53
M50.ルブラス エルワン 神奈川県
01:02:26
M55.日下田 伸 栃木県
01:21:46
M60.加藤 晃司 東京都
01:09:44
F40.齋藤 磨実 神奈川県
01:06:50
F50.該当者無し
–:–:–
F60.須藤 吉仕子 長野県
01:11:04

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次戦予告

SJSの次戦はSKYシリーズ第2戦の嬬恋スカイランが6月12日(日)に開催されます。VKシリーズは9月3日(土)に開催される蔵王バーティカルレースです。頂上目指して駆け登るスカイランナーの躍動をお楽しみに!

嬬恋スカイラン(エントリー終了)

蔵王スカイラン(8月上旬までエントリー可)


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