10月19日(土)にイタリア・ロンバルディア州・リモーネで開催されるスカイマスターズ(The SkyMasetes)は4月に粟ヶ岳で開幕した2019ミグラン・スカイランナーワールドシリーズ(以下、SWS)の最終戦です。日本勢として出場資格を満たした、上田瑠偉(UEDA RUY)、高村貴子(TAKAMURA TAKAKO)、牛田美樹(USHIDA MIKI)の3名が出場します。
LEGENDARY LINEUP WILL MAKE HISTORY AT 2019 SKYMASTERS
スカイマスターズは2019シーズンから新システムが導入されたSWS最終戦の名称です。昨年までのSWSは、中距離のSKY CLASSICシリーズと、長距離のULTRAシリーズの2シリーズに分かれていましたが、2019シーズンより1カテゴリに集約されました。その最終決戦となるスカイマスターズはオープンではなく、出場するには以下の条件をクリアしなくてはなりません。
- Be in the Top 30 Men/Women of the Season General Ranking (standing before the Masters) シーズンランキングトップ30
- Be in the Top 30 Men/Women of the 52-Week Ranking two weeks prior to the SkyMasters 52週ランキングのトップ30
- Be a Top-10 Man/Woman of a SuperSky Race スーパースカイレースのトップ10
- Be a Top-5 Man/Woman of a Sky Race スカイレースのトップ5
- Be a winner (man and woman) of a nominated race in each Skyrunner® National Series Country ナショナルシリーズのノミネートレースの優勝者
- Be the winner (man and woman) of the final ranking of a Skyrunner® National Series. ナショナルシリーズの最終ランキングの優勝者
上田瑠偉は2019シーズンの世界戦の成績、牛田美紀は昨年のナショナルシリーズ(スカイランナージャパンシリーズ)の成績、高村貴子はその両方の成績より、スカイマスターズのスタートラインに立つ資格を獲得しました。
最終戦で最も注目すべきはシリーズランキングの行方です。上田瑠偉はトップと10ポイント差の暫定2位につけています。最終戦に勝利すれば文句なしで年間王者という快挙を達成します。また、暫定トップのオリオル・カルドナ(スペイン)よりも上位でゴールした場合も、他の選手の成績次第では年間王者になる可能性もあります。
高村貴子は暫定ランキングでは13位であり、表彰台(3位以内)の可能性はありませんが、日本人女子としては初となるトップ10に入る可能性は十分残されています。牛田美樹は今シーズンはSWS初参戦となる1発勝負となりますが、世界最終戦での上位と2019世界選手権の資格獲得を本気で狙っての参戦です。
世界が大注目のスカイマスターズは10月19日(土)13:00(日本時間20:00)スタートです。情報は大会ホームページ、及び、SWSのFACEBOOKページ等で発信されます。
MIGU RUN SKYRUNNER WORLD SERIES
補足:SWS19の今までの戦績(トップ10以内)はこちらです。それぞれのレポートも閲覧することが出来ます。
■SWS(スカイランナー・ワールド・シリーズ)
男 1位 上田 瑠偉 粟ヶ岳
女 3位 高村 貴子 粟ヶ岳
女 4位 高村 貴子 マデイラ
男 1位 上田 瑠偉 リビーニョ
男 4位 上田 瑠偉 バフ・エピック
男 3位 上田 瑠偉 ローヤル・ウルトラ
女 7位 高村 貴子 ローヤル・ウルトラ
女 8位 高村 貴子 コマペドローサ
女 8位 高村 貴子 マッターホルン
男 4位 上田 瑠偉 ピレネー