いよいよ2018スカイランニングシーズンのキックオフです。4月21日(土)に新潟県三条市にて「粟ヶ岳バーティカルキロメーター」が2018日本選手権(バーティカル部門)として開催されます。地域のシンボルである粟ヶ岳の山頂まで駆け登る。スカイランニングの哲学を体現した本格的な雪上バーティカルレースとしてリニューアルされた大会には、地元の愛好者から日本屈指のスカイランナーまで多数のスカイランナーが参戦します。
粟ヶ岳(標高1292.7m)は新潟県三条市と加茂市に聳える地域のシンボルの名峰です。大会コースは三条市側の下田ルートとなります。選手は2分に1組(5名)のインターバルスタートで会場となる山麓の日帰り温泉施設である「いい湯らてい」をスタートして、五百川集落の皆さんの声援を受けながら1.5キロほど自由区間を進みます。タイム計測は登山口であり、山頂まで距離5.5kmで標高差1100mを駆け登ります。6合目以降は残雪区間となり、雪上での登坂技術が試されます。
https://youtu.be/5Hh5U8TUPCU
参加者の中にはアジアを代表するスター選手たちも名を連ねています。女子は2017SKYアジア女王の高村貴子(Takako Takamura)、須藤吉仕子(Kihisko Suto)、高村まゆみ(Mayumi Takamura)、木下久美(Kumi Kinoshita)、石元楓(Kaede Ishimoto)、立石ゆうこ(Yuko Tateishi)、長谷川香奈子(Kanako Hasegawa)。男子は2017VKアジア王者の宮原徹(Toru Miyahara)、SKYアジア王者の上田瑠偉(Ruy Ueda)、新牛込崇史(Takashi Shinushigome)、永里剛城(Goki Nagasato)、松本大(Dai Matsumoto)、宮川朋史(Tomofumi Miyagawa)、今井洋二(Yoji Imai)、藤飛翔(Tsubasa Fuji)、近江竜之介(Ryunosuke Oumi)、鈴木龍弥(Ryuya Suzuki)、横山忠男(Tadao Yokoyama)、牛田美樹(Miki Ushida)。
なお、2018 Colombia Montrail Skyrunnner® Japan Seriesのキックオフレースにもなり、2018シーズンという10月まで続く長い長いレースのスタートが切られます。当日は地元の中学生が全校で応援に駆け付けたり、山麓を駆け巡るトレイルランニング大会も同時に開催されたりと、三条市を挙げた春の新潟県を代表する一大アウトドアイベントとなる予定です。スカイランニングのキックオフレース「粟ヶ岳」にご注目ください。