5月3日(祝)に長野県上田市で開催された「上田バーティカルレースー太郎山登山競走ー」はJSAジュニアシリーズ第1戦も兼ねていました。JSAジュニアシリーズは、山岳を駆け抜ける爽快さや楽しさを体験することができ、なおかつ、ジュニア世代の育成に重点をおいて開催されている上信・北陸エリアの山岳レースをまとめたものです。対象となるのは小学生と中学生となります。
「上田バーティカル」はゴールデンウィーク中の大会ということもあり、地元の長野県だけでなく近隣の県や首都圏からも多くの子供たちが参加して、“山頂目指して駆け登る”、スカイランニングの原点に挑戦しました。
最年少は小学校1年生の男の子たち。大勢の大人の声援を受けて、標高差700mを一生懸命に駆け登りました。ファミリーでレースに参加している選手も多く、家族の声援を受けてスタートから全力疾走する子もいました。ゴール後は、登ってくる家族を逆に応援。家族で楽しめるスカイランニング大会となりました。
参加者の中には参加者の中には未来のトップスカイランナーを目指している子供たちも少なくありません。まさに大人顔負けの“力登”となりました。女子では、中学生優勝の渡部春雅(Kasuga Watabe)は総合1位、同2位の市村珠季(Tamaki Ishimura)は総合2位、高学年優勝の山崎吏桜(Rio Yamazaki)は総合3位、とジュニア世代が表彰台を独占しました。また、男子でも中学生優勝の近江仁之助(Jinosuke Oumi)は総合でも11位、高学年優勝の社家間友介(Yusuke Shakema)は総合13位に入る大健闘でした。
上田バーティカルレース リザルト
2017JSAジュニアシリーズは長野県・群馬県・富山県で開催されます。次回は5月28日の「たかやしろトレイルランニングレース」となります。スカイランニングは大人だけでなく子供たちにも開かれたスポーツです。JSAでは安全面・運営面等でジュニア世代やファミリーで参加するのに相応しい山岳レースをJSAジュニアシリーズ戦と位置付けています。ご家族での挑戦をお待ちしております!!