5月25日(土)、愛知県名古屋市においてStairclimbing Japan Circuit(SJC)開幕戦「中部電力MIRAI TOWERステアクライミングチャレンジ」が開催されました。今年で3年目を迎える2024SJCは名古屋大会(5月)、東京大会(未定)、大阪大会(11月)の全3戦で構成を予定しています。開幕戦となった名古屋の空を制したのは、男子は2023SJCチャンピオンの中嶋純太(Nakajima Junta/新潟県/ECHIGO SKY CLUB)、女子は2022-2023SJCチャンピオンの立石ゆう子(Tateishi Yuko/埼玉県)でした。

優勝インタビューに答える中嶋と立石 ©MEETING
名古屋のシンボルを駆け登る ©MEETING

名古屋大会の舞台は栄のシンボルタワー中部電力ミライタワー(旧 名古屋テレビ塔)。日本初のテレビ電波塔であり、日本で初めて階段駆け上がり競争が公式に開催された日本における”ステアクライミング・発祥の地”ともいえるタワーです。レースのコースは高さ90m(階段数415段)を駆けあがり、展望台スカイデッキでフィニッシュ。2023シーズンの結果より選出された2024 SJC エリートの30名(男子20名・女子10名)をはじめ、一般エントリーも含めると500名超のステアクライマーが名古屋の空に駆け登りました。

スタート直前の中嶋 ©MEETING
男子1位の中嶋 ©MEETING
男子2位の矢島 ©MEETING

男子は今年も中嶋純太矢島昭輝(Yajima Shoki/愛知県)の実力者2名のトップ争いとなりました。昨年は0.86秒差でしたが、今年は3秒の差をつけて中が連覇を達成。2位に2年連続で地元の矢島が入りました。3位には昨年4位だった加藤浩(Kato Hiroshi/SC丹沢秦野/神奈川県)が入りました。数秒差で4位には鈴木一馬(Suzuki Kazuma/愛知県)、5位には佐藤あきら(Sato Akira/愛知県)と愛知県勢が上位に入りました。

立石のスタート ©MEETING
女子1位の立石 ©MEETING
女子2位の長谷川 ©MEETING

女子は立石ゆう子が2位に7秒差をつけ圧勝。自身の記録を0.15秒更新する新記録での連覇達成でした。2位には地元の長谷川由理(Hasegawa Yuri/愛知県)、3位には沢田愛里(Sawada Airi/北海道)が入りました。女子は昨年のトップ3選手が上位を占める結果となりました。4位には小学生の頃からステアクライミングに参戦している中学生の鈴木沙那(Suzuki Sana/愛知県)が3位に2秒差に迫る好タイムを記録しました。

男女トップ3 ©MEETING

SJC開幕戦 トップ10

WOMEN
1 立石 ゆう子(埼玉県)02:32.12【新記録】
2 長谷川 由理(愛知県)02:39.99
3 沢田 愛里(北海道)02:45.43
4 鈴木 沙那(愛知県)02:47.94
5 小池 未絵奈(埼玉県)02:50.08

MEN
1 中嶋 純太(新潟県/ECHIGO SKY CLUB)01:44.85
2 矢島 昭輝(愛知県)01:47.16
3 加藤 浩(神奈川県/SC丹沢秦野)01:49.11
4 鈴木 一馬(愛知県)01:52.63
5 佐藤 あきら(愛知県)01:53.51

中部電力MIRAI TOWERステアクライミングチャレンジ

SJC公式ページ