10月13日、長野県東御市にて2024 Skyrunner® Japan Series 第4戦「烏帽子スカイラン・スカイレース」が開催されました。地域のシンボルの山である烏帽子岳(標高2066m)の旧登山道を復活して開催されるスカイレース。2つの登山道を駆け登り駆け下る”SKYコース”は距離34kmで累積標高差±2800mを誇ります。男子は市毛富士雄(Ichige Fujio/兵庫県/The Skywolf)が3時間54分53秒でSJS初優勝。女子は秋山穂乃果(Akiyama Honoka/長野県)が4時間35分27秒で今季初優勝を果たしました。

烏帽子岳稜線を駆け登る男子優勝の市毛 ©烏帽子スカイラン

男子優勝の市毛のコメント:

烏帽子岳は4年前に出たバーティカル以来でしたが、標高2000m以上の開けた景色というのは自分にとって新鮮だったので、楽しみながら走ることができました。今回、シリーズ戦初優勝という事で、夏に怪我をしてしまったり苦労した期間もあったのですが、しっかり勝ち切ることができたので次のレースにつなげていきたいと思います。次はびわ湖スカイ(全日本)、魚沼スカイ(最終戦)に出る予定なので、そこでも優勝できる走りをするように、しっかり準備していきたいと思います。

世界選手権(銀メダル獲得)後、初参戦となった女子優勝の秋山 ©烏帽子スカイラン

女子優勝の秋山のコメント:

今日は3・4年ぶりに烏帽子を走ったのですけど、以前走った時よりもコースがキツくなっていて、めちゃくちゃしんどかったのですが、景色がすごくきれいで楽しかったです。私事ですが、9月から群馬に引っ越したため、久しぶりに長野の山を走れたので、すごく嬉しかったです。レースは、最後の下りで後ろを振り返ったら林楓ちゃんがいたので、そこからギアを上げてなんとか優勝できました。

男子2位の向井 ©烏帽子スカイラン
女子2位の林 ©烏帽子スカイラン

男子2位はSJS初トップ3の向井孝次(Mukai Koji/愛知県)、男子3位は牛田美樹(Ushida Miki/Kiryu sky 481/群馬県)でした。女子2位は林楓(Hayashi Kaede/長野県)、女子3位は齋藤磨実(Saito Mami/神奈川県)でした。

男子3位の牛田 ©烏帽子スカイラン
女子3位の齋藤(もちろん後ろの方です) ©烏帽子スカイラン

2024 Skyrunner® Japan Seriesは5月~11月の期間で全5戦で構成され、2戦+最終戦の獲得ポイントでシリーズランキングが決定されます。次戦はいよいよシリーズ最終戦!11月3日に新潟県魚沼市で開催されるUONUMA SKYRUNです。

Skyrunner® Japan Series 開幕戦「上田」TOP5

WOMEN
1.秋山穂乃果(長野)4:35:27 ※中日本1位
2.林楓(長野)4:39:38 ※中日本2位
3.齋藤磨実(神奈川)4:48:50 ※中日本3位
4.藤本有季(長野/守谷山快速登山クラブ)5:00:32
5.宮坂康子(長野/守谷山快速登山クラブ)5:21:21

MEN
1.市毛富士雄(兵庫/THE SKYWOLF)3:54:53
2.向井孝次(愛知)3:58:36 ※中日本1位
3.牛田美樹(群馬/kiryu sky 481)4:05:40 ※中日本2位
4.宮川朋史(福井)4:09:48 ※中日本3位
5.石田寛雄(新潟/ECHIGO SKY CLUB)4:09:54

マスターズ(40歳以上)年代別TOP3

Over64 MEN
1.野田 洋一(長野県/守屋山快速登山クラブ)05:39:08
2.内田 正直(長野県/SKYNINJA) 06:57:58

Over56 WOMEN
1.宮坂 康子(長野県/守屋山快速登山クラブ)05:21:21
2.伊藤 礼子(新潟県/NIIGATA SKY CLUB)06:03:31

Over56 MEN
1.田村 実(東京都/The Skywolf)04:55:41
2.依田 邦雄(長野県/SKYNINJA)06:49:27
3.加藤 利雄(長野県)06:54:26

Over48 MEN
1.川崎 義孝(栃木県/SKYNINJA)04:45:03
2.田村 貴之(群馬県/Kirysky481)04:47:31
3.村井 理利(大阪府/TEAM☆SKY KYOTO)04:57:31

Over40 WOMEN
1.齋藤 磨実(神奈川県)04:48:50

Over40 MEN
1.牛田 美樹(群馬県/kiryusky481)04:05:40
2.宮川 朋史(福井県)04:09:48
3.細木 郁生(東京都/The Skywolf)04:20:17

全リザルト

烏帽子スカイラン

2024 Skyrunner® Japan Series