2022スカイランナージャパンシリーズ(SJS)がいよいよ今週末にグランドファイナルを迎えます。11月19・20日に滋賀県大津市のびわ湖バレイで開催されるびわ湖バレイスカイランが2022シリーズチャンピオンを決する場となります。1日目にバーティカル、2日目にスカイレースが開催されます。2015シーズンより開始された日本最高レベルの山岳ランニングサーキットである同シリーズ。歴史に名を刻むスカイランナーは果たして誰になるか!?注目のレースとなります。

日本一のびわ湖を眼下に望むびわ湖バレイ/日本三百名山・蓬莱山が最終戦の舞台 ©びわ湖バレイスカイラン

VKシリーズチャンピオンにはJSAトップパートナー・ノルケイン(NORQAIN)バックパック等の公式グッズ、SKYシリーズチャンピオンには機械式時計が授与されます。また、総合チャンピオン&年代別チャンピオンにはチャンピオンビブ、優勝チームには優勝トロフィーが授与されます。

SKYシリーズチャンピオンに授与されるNORQAIN・スイス製機械式時計 ©NORQAIN JAPAN

資料(歴代シリーズチャンピオン)

2015
SKYシリーズ 牛田 美樹 / 長谷川 香奈子

2016
VKシリーズ 宮原 徹  / 吉住 友里
SKYシリーズ 牛田 美樹 / 星野 由香理

2017
VKシリーズ 宮原 徹  / 吉住 友里
SKYシリーズ 加藤 聡  / 高村 貴子

2018
VKシリーズ 宮原 徹  / 立石 ゆう子
SKYシリーズ 牛田 美紀 / 高村 貴子

2019
VKシリーズ  宮原 徹  / 吉住 友里
SKYシリーズ 上田 瑠偉 / 高村 貴子

2020
※新型コロナウィルス感染拡大のため中止

2021
VKシリーズ 宮川 朋史 / 上田 絢加
SKYシリーズ 藤  飛翔 / 上田 絢加

JSA公式戦の記録(2014年~)

以下ではシリーズ最終戦に臨む暫定ランキングトップ選手の意気込みをご紹介します。

VK女子暫定トップの池神 ©烏帽子スカイラン

VKシリーズ女子暫定トップは神奈川県の池神悠希(Ikegami Yuki/SC丹沢秦野)で、2022シーズンは東京(第2戦)・蔵王(第3戦)・烏帽子(第4戦)の3戦で優勝しています。2位には神奈川県の齋藤磨実(Saito Mami)、3位に北海道の高橋佳代(Takahashi Kayo)が追います。

”初めて走ったバーティカルレースは2020年の尾瀬岩鞍VKでした。ひたすら登り続けるゲレンデや斜度40度の急登に衝撃を受けました。あれから3年、今ではゲレンデも山も、その斜度に自分は耐えられるのか試してみたくなるように変わりました。そうなれたのはスカイランニングの楽しさを教えてくれた方々や、困った時、悩んだ時、助けてくださった方々のおかげです。最終戦は山頂を目指して、全ての力を出し切って駆け登ります(池神悠希)”

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VKシリーズ男子暫定トップの河崎 ©烏帽子スカイラン

VKシリーズ男子暫定トップは東京都の河崎鷹丸(Kawasaki Takamaru)で、東京(第2戦)5位・蔵王(第3戦)4位・烏帽子(第4戦)6位と安定した成績をあげています。2位に埼玉県の乾碩(Inui Suguru)、3位には広島県の高前直幸(Takamae Naoyuki)が僅差で追います。

”年間トップ5を目標に今年からVKシリーズ に本格参戦しています 。最終戦も強い選手が多くエントリーされているので、目標を達成できるよう精一杯食らいついていきます。そしてゴール後はびわ湖の絶景を楽しみたいと思います(河崎鷹丸)”

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VKシリーズ最終戦スペシャルゼッケン
※暫定10位以内/シリーズ3位以内/地域選手権1位

WOMEN
・池神 悠希(神奈川県/SC丹沢秦野)=暫定1位・東京1位・蔵王1位・烏帽子1位
・齋藤 磨実(神奈川県)=暫定2位・東京2位・蔵王2位・烏帽子3位
・髙橋 佳代(北海道)=暫定3位・東京3位・烏帽子2位
・須藤 吉仕子(長野県/SKYNINJA)=暫定4位
・小幡 莉子(新潟県/Niigata Sky Club)=暫定6位
・齋藤 夢海(神奈川県)=暫定8位
・岩楯 志帆(東京都/The Skywolf)=暫定10位
・相原 千尋(香川県)=暫定5位・中四国選手権1位・蔵王3位
・秋山 穂乃果(長野県)=上田1位
・楠田 涼葉(大阪府/TEAM☆SKY KYOTO)=上田3位

MEN
・河崎 鷹丸(東京都)=暫定1位
・乾 碩(埼玉県)=暫定2位・東京1位・蔵王2位
・高前 直幸(広島県)=暫定3位
・宮川 朋史(福井県)=暫定4位・上田2位・烏帽子3位
・山口 大河(東京都)=暫定7位・東京3位・烏帽子1位
・齋藤 拓也(東京都)=蔵王1位
・大谷 康太(広島県)=暫定7位・中四国選手権1位

SKYシリーズ女子暫定トップの齋藤 ©烏帽子スカイラン

SKYシリーズ女子暫定トップは神奈川県の齋藤磨実(Saito Mami)で、上田(第1戦)5位・嬬恋(第2戦)2位・蔵王(第3戦)2位・烏帽子(第4戦)2位と上位に食い込み続けています。2位には香川県の相原千尋(Aibara Chihiro)、3位には東京都の岩楯志帆(Iwadate Shiho)が追います。

”昨シーズンより始めたスカイランニング。今シーズンはジャパンシリーズを軸に参戦。最終戦を前に暫定トップは自分でもビックリ。今迄出場したどの競技よりもシンプルで断然キツイ。 これも家族の理解があってこそ。楽しんで頑張ります(齋藤磨実)”

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SKYシリーズ男子暫定トップの小幡利春 ©嬬恋スカイラン

SKYシリーズ男子暫定トップは新潟県の小幡利春(Obata Toshiharu/Niigata Sky Club)で、上田(第1戦)4位・嬬恋(第2戦)優勝・蔵王(第3戦)3位・烏帽子(第4戦)3位、とスノーシーズンから続く好調をキープし続けています。2位には群馬県の松本祥汰(Matsumoto Shota)、3位には群馬県の松本陽介(Matsumoto Yosuke)が続きます。

“爽快感、達成感、絶景が味わえる大好きなスカイランニング。その魅力を伝え、地域を盛り上げたい思いで魚沼スカイランも開催。多忙でこのような成績になる事は予想外でしたが、支えてくれている皆様のお陰なんだととても感謝しています。最終戦の琵琶湖でも思いっきりスカイランニングを楽しみ、40代の底力を発揮したいと思います!(小幡利春)”

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SKYシリーズ最終戦スペシャルゼッケン 
※暫定10位以内/シリーズ3位以内/地域選手権1位

WOMEN
・齋藤 磨実(神奈川県)=暫定1位・嬬恋2位・蔵王2位・烏帽子2位
・相原 千尋(香川県)=暫定2位・嬬恋3位・蔵王1位
・岩楯 志帆(東京都/The Skywolf)=暫定3位・蔵王3位
・楠田 涼葉(大阪府/TEAM☆SKY KYOTO)=暫定4位・烏帽子1位
・中山 就実(新潟県/Niigata Sky Club)=暫定5位
・須藤 吉仕子(長野県/SKYNINJA)=暫定6位
・宮坂 康子(長野県/守屋山快速登山クラブ)=暫定7位
・泉 恵美(大阪府/TEAM SKY KYOTO)=暫定8位
・秋山 穂乃果(長野県)=暫定9位・上田1位・嬬恋1位
・新屋 祐希(京都府)=近畿東海選手権1位

MEN
・小幡 利春(新潟県/Niigata Sky Club)=暫定1位・嬬恋1位・蔵王3位・烏帽子3位
・松本 陽介(群馬県/KIRYU SKY481)=暫定3位・嬬恋2位
・宮川 朋史(福井県)=暫定4位・上田3位・烏帽子2位
・乾 碩(埼玉県)=暫定7位・嬬恋3位
・相良 孔太(長野県)=暫定8位
・荻野 秀昭 (神奈川県/SC丹沢秦野)=暫定10位

SC丹沢秦野の山口幸博が稜線を走る。グリーンのユニフォーム軍団が各大会で襲い掛かる ©烏帽子スカイラン

チームランキング暫定トップは神奈川県の丹沢をホームマウンテンとするSC丹沢秦野(神奈川県)で、第2節(嬬恋+東京)・第3節(蔵王)・第4節(烏帽子)で1位のポイントを獲得しています。SC丹沢秦野は単独優勝・連覇(昨年はSKYNINJAと同点優勝)を狙います。2位にはSKYNINJA上田&吾妻(長野県・群馬県)、3位にTEAM☆SKY KYOTO(京都府)が追いかける展開です。

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山頂を目指す浪岡太郎。SJSコンプリートの称号「ミスタースカイランニング」を2年連続で狙う ©烏帽子スカイラン

また、SJS全10レース(163.2km/±16130m)を制限時間内に完全制覇したスカイランナーにはミスター/ミススカイランニングの称号と記念品が贈呈されます。8レースを終了した現時点では、7名の選手がコンプリートに向かて駆け登っております。2022シーズンのフィニッシュラインに向かってのスカイランニング!!びわ湖の空に挑む全ての選手の皆さんの無事下山とご健闘を願っております!!


びわ湖バレイスカイラン

2022 Skyrunner® Japan Series