5月21日に愛知県名古屋市(中部電力ミライタワー/旧 名古屋テレビ塔)にて開催された2022 YOKOMORI VJC(2022 YOKOMORI VERTICALRUNNING JAPAN CIRCUIT/以下VJC)開幕戦名古屋大会の結果についてお知らせします。VJCは都市のシンボルであるタワーや超高層ビルの階段を駆け上がるバーティカルランニングの国内サーキットです。全3戦の獲得ポイントで年間ランキングが決定する、選抜された30名のエリート選手のみが参戦できる特別なサーキットとなります。

VJC公式ホームページ

VJC第1戦 名古屋大会

名古屋大会の舞台は栄のシンボルタワー 中部電力ミライタワー(旧 名古屋テレビ塔)。日本初のテレビ電波塔であり、日本で初めて階段駆け上がり競争が公式に開催されたタワーでもあります。フィニッシュは高さ90m(階段数415段)の展望台スカイデッキ。今回のサーキット戦の中で唯一の屋外階段レースとなっており、スリルと眺望を満喫できる1戦です。

記念すべき開幕戦の名古屋大会では、男子は渡辺良治(Watanabe Ryoji/東京都)、女子は立石ゆう子(Tateishi Yuko/東京都)が優勝しました。男子2位は加藤浩(Kato Hiroshi/神奈川県)、3位は矢島昭輝(Yajima Shoki/愛知県)。女子2位は國本智世(Kunimoto Chiyo/東京都)、3位は陣在ほのか(Jinzai Honoka/神奈川県)でした。

VJC第1戦名古屋大会(+90m/415段)
2022優勝タイム
男子/MEN   渡辺 良治 01:41.34
女子/WOMEN  立石 ゆう子 02:34.55

選手達に讃えられる渡辺 ©MEETING

日本におけるバーティカルランニングの第1人者である階段王・渡辺が記念すべきVJC最初の優勝者。

”結果を聞いた瞬間 思い浮かんだのは、ついさっきまでバチバチに張り合っていたメンバー達のことでした。 自らに足りない物を思い知らせてくれて、 弱点克服に惜しげもなく協力してくれて、 妥協せず力をつけて自分のやる気を更に高めてくれたり…。 ライバルであり、サイコーの仲間である29人がいたからこそ、今回の勝利には今までにない感動がありました。 こんな素晴らしいシリーズ戦に参加していることを誇りに思います!バーティカルランニング、万歳!”

中間地点を颯爽と駆ける立石 ©MEETING

日本におけるバーティカルランニングで女子の第1人者である立石が記念すべきVJC最初の優勝者。

”skyrunningでのレースでの久しぶりの優勝、海外の階段レースVWCを転戦していた第一人者として結果を出せたことがとても嬉しいです。妊娠、出産、育児と身体も環境も大きく変わった中でアスリートしてどう進んでいけるのか試行錯誤していた中でのこの結果はこれからの励みにもなりました。残りの二戦、久しぶりのロングレースとなるので鍛えて臨みたいと思います。”

女子2位の國本 ©MEETING
女子3位の陣在 ©MEETING
男子2位の加藤(右) ©MEETING 

男子3位の矢嶋 ©MEETING
男女トップ3 ©MEETING
VJC第1戦 トップ10

男子トップ10

  1. 渡辺 良治 01:41.34
  2. 加藤 浩 01:43.98
  3. 矢島 昭輝 01:46.47
  4. 小山 孝明 01:48.03
  5. 涌嶋 優 01:50.08
  6. 佐藤 あきら 01:53.26
  7. 前田 剛志 02:04.24
  8. 遠藤 直弥 02:05.39
  9. 加藤 聡 02:05.54
  10. 上杉 博一 02:07.42

女子トップ10

  1. 立石 ゆう子 02:34.55
  2. 國本 智世 02:43.60
  3. 陣在 ほのか 02:44.25
  4. 沢田 愛里 02:45.31
  5. 長谷川 由理 02:51.54
  6. 本郷 沙穂 02:53.94
  7. 渡邉 綾 03:13.37
  8. 土屋 和嘉子 03:23.97
  9. 須藤 吉仕子 03:34.48
  10. 石渡 保子 03:42.23
VJC次戦予告

VJCの第2戦は9月11日に東京スカイツリー®を舞台に開催される東京大会です。全日本バーティカルランニング選手権大会も兼ねており、VJCエリート30名と、名古屋大会の一般部門の上位選手が参戦します。都市の最高峰を目指して駆け登るバーティカルランナーの躍動をお楽しみに!


VJC名古屋大会