台風19号の影響のため10月12・13日の開催を予定していた2019日本選手権(SPEED・VK部門)「尾瀬岩鞍バーティカルキロメーター・スカイスピード」は中止と発表されました。代表選考に関係するJSA公式戦の代替レースとして「びわ湖」「烏帽子」を位置付けますので、参加希望の方は必ずご確認ください。
●日本選手権
・SPEED=中止(代替無し)
・VK=11月23日:びわ湖バレイVK(日本選手権・世界選手権選考レースとして実施)
・YOUTH=11月23日:びわ湖バレイVK(日本選手権・ユース世界選手権選考レースとして実施)
※びわ湖VKのエントリーに関する説明を下部に掲載していますので参加希望の方は必ずご確認ください
●ジュニア関連(中学生対象)
・ジュニア選手権(VK)=中止(代替無し)
・ジュニアシリーズ=現時点の成績で年間ランキングが決定
・(10月11日追記)2020ユース世界選手権「A代表未来枠」選考会=11月3日:烏帽子VK
※中学3年生(4~12月生まれ)を対象に2020ユース世界選手権の日本代表枠(男女各1枠)を決定します。記事の下部に補足説明がありますのでご確認ください。
●VWC関連
・ハルカス予選=現時点の成績で選手を選考
●2019日本選手権(VK・YOUTH)は「びわ湖」へ
西日本を代表するスカイランニング競技会であるびわ湖バレイスカイラン(VK)は11月23日(土)に滋賀県大津市で開催されます。4kmで900mの標高差を駆け登る関西唯一のJSA公認VKレースです。2019SJS(スカイランナージャパンシリーズ)の最終戦であり、VK・YOUTHの日本選手権(代替)の場としても相応しいレースです。
シリーズ最終戦のため、「エリート部門」「ノーマル部門」の二つに分かれていますが、日本選手権への参戦資格については、これまでの戦績に関わらず一般にも開かれます。次の説明をご確認ください。
・びわ湖バレイスカイランのエントリーは10月31日までの予定です。定員となり次第締め切ります。なお、日本選手権の代替レースは、バーティカルのみでスカイレースは日本選手権と関係はありません。
・エリート資格を満たしている選手は「エリート部門(SJS最終戦)」にお申し込みください。それ以外の選手は「ノーマル部門」にお申し込みください。なお、「ノーマル部門」にエントリーした場合でも、11月3日に開催されるVKシリーズ第4戦烏帽子スカイラン(VK)でポイントを獲得した選手(30位以内の選手)、11月17日のVK西日本選手権四国中央スカイランで10位以内だった選手は、自動的に「エリート部門」に入ります。
・「エリート部門」と「ノーマル部門」の表彰は別になりますが、日本選手権用に「総合」を特設します。これは、両部門のリザルトを混合したものです。両部門はスタート時刻は違いますがコースは同一です。「総合」のトップ3の選手には日本選手権のメダルが贈られます。また、2020日本代表・ユース日本代表の選考も「総合」の成績で決定します。
●2020ユース世界選手権”A代表未来枠”の選考は「烏帽子」へ
尾瀬岩鞍バーティカルキロメーター(チャレンジコース)は中学生を対象にした2019ジュニア選手権として位置づけられており、なおかつ、2020ユース世界選手権の「A代表未来枠(男女各1枠)」の内定者を決める場でした。
11月3日(日)に長野県上田市で開催される烏帽子スカイラン(VK)を、A代表未来枠を選考するための代替レースとします。標高2066mの烏帽子岳山頂まで、片道7.5kmで標高差1200mを駆け登る本格的な山岳レースになります。エントリーは10月15日までとなりますのでお早めに。
■A 代表未来枠
ユース日本選手権はユース世界選手権の前年度に行われ、Youth A カテゴリーの対象となる中学 3 年生(4~12 月生まれ)は年齢制限によって出場できないため、ユース日本代表の選考対象外となってしまう。最も若いアスリートに世界のスカイランニングを体感し、世界中の仲間と交流を深め、日本の未来のスカイランニングを担ってほしいとの想いを込めて本枠を設定する。
〇選考方法(横線は訂正部分)
尾瀬岩鞍バーティカルキロメーター チャレンジコース烏帽子スカイラン(VK)を完走した中学 3 年生(4~12 月生まれ)の内、最も記録の良い選手でユース世界選手権への参加を希望した者を内定とする。