2017年7月1日(土)は、日本のスカイランナーにとって「魅惑的な土曜日」となります。2018世界選手権の代表選考を兼ねたULTRA日本選手権「inov-8 CUP 美ヶ原トレイルラン」が長野県長和町で、シリーズ第3戦「びわ湖バレイVK&SKYRACE」が滋賀県大津市で開催されます。同日に東西の2カ所で開催されるVK・SKY・ULTRAの3種目に日本の強豪選手が集結します。日本において、スカイランニングのメイン3種目が公式戦として同日に開催されるのは史上初となり、全国のスカイランニングファンにとって熱い1日となります。
2017ULTRA日本選手権として長野県長和町で開催される「inov-8 CUP 美ヶ原トレイルラン」は、美ヶ原を舞台とする全長80km、累積標高差±4000mの日本を代表するウルトラスカイマラソンです。今年は2018世界選手権の代表選考を兼ねており、男子上位3名、女子上位1名、が日本代表の権利を得ることになります。
JSA強化指定選手からは、牛田美樹(Miki Ushida)、小川壮太(Sota Ogawa)、東徹(Toru Higashi)、町田知宏(Tomohiro Machida)、三浦裕一(Yuichi Miura)、星野由香理(Yukari Hoshino)、浅原かおり(Kaori Asahara)の男子5名、女子2名が参戦します。その他にも石井克弥(Katsuya Ishii)、大瀬和文(Kazufumi Ose)、須賀暁(Satoru Suga)、望月将悟(Shogo Mochizuki)、山田琢也(Takuya Yamada)ら、実力ある強豪スカイランナーが多数参戦します。スタートは7月1日午前4時。当日の速報はJSAメディアパートナーのDogsorcaravan様のサイトをご覧ください。
近畿地方唯一の山岳スカイランニングレースとして滋賀県大津市で開催される「びわ湖バレイ」は今年で3回目を迎えます。スカイレースは蓬莱山頂を踏む全長20km、累積標高差±2000m。国内で最も平均斜度の厳しいレースとしても知られます。過去2年間はバーティカルとスカイレースを別の日に開催していましたが、今年は“ワンデイコンバインド”(1日での複合種目)として2種目を同日に開催します。2017シリーズのランキングをかけるアスリートにとってはシーズン半ばの重要なレースということもあり、美ヶ原に引けを取らない豪華メンバーが集結します。
JSA強化指定選手の出場者は以下の男子9名、女子5名です。バーティカルは、新牛込崇史(Takashi Shinushigome)、宮原徹(Toru Miyahara)、柳澤隼人(Hayato Yanagisawa)、吉住友里(Yuri Yoshizumi)。スカイレースは、秋元佑介(Yusuke akimoto)、工藤祐輔(Yusuke Kudo)、小寺教夫(Norio Kodera)、近藤敬仁(Yoshihito Kondo)、山本大賀(Taiga Yamamoto)、吉田岳生(Takeo Yoshida)、高村貴子(Takako Takamura)、早川由香里(Yukari Hayakkawa)。両種目ともに出場するコンバインドで須藤吉仕子(Kishiko Suto)、岩楯志帆(Shiho Iwadate)。その他、経ヶ岳と菅平で2連勝中の加藤聡(Satoshi Kato)、2015シリーズ女王の長谷川香奈子(Kanako Hasegawa)ら、強豪選手が多数が参戦します。バーティカルは7月1日午前9時、スカイレースは午前11時半にスタートします。
出場するスカイランナーのみなさんのご健闘を願っております。Less cloud.More sky!!