2月16日(日)に大阪市中央区にそびえるツイン21MIDタワーにて、3年ぶり2度目となる全日本ステアクライミング選手権が開催されます。ステアクラミングは超高層ビルなどの階段を駆け登るスピードを競う、スカイランニングの都市型種目です。2本の合計タイムによりランキングが決定し、男女上位3名にメダルが授与されます。

1回目の全日本ステアクライミング選手権(当時は”バーティカルランニング”という名称)は、2022年に東京スカイツリーで開催され、渡辺良治(Watanabe Ryoji)と立石ゆう子(Tateishi Yuko)が初代日本チャンピオンの栄冠に輝きました。今回の舞台となる大阪市は、日本における階段登りレースの先進地であり、2023年にはステアクライミング世界選手権があべのハルカスで開催され、渡辺良治と吉住友里(Yoshizumi Yuri)が世界チャンピオンの栄誉を勝ち取りました。今回は大阪のシンボルである大阪城の直近であるツイン21MIDタワーで初開催となる、記念すべき競技会となります。
初代日本男子チャンピオンの渡辺良治は次のように、全日本選手権への意気込みを語ります。
この大阪大会は階段マラソン・ステアクライミングの全日本選手権として圧倒的なハイレベルな大会です。一方で739段と殆どの方が10分以内で登れるステアクライミングの入門的な大会でもあるので、多くの方に楽しんでもらえると思います!参加者の皆さん、是非階段でアツく燃え上がる一日にしましょう🔥
自分は前回王者として、そして日本一の階段屋横森製作所の一員として、階段では誰にも負けないつもりです!マレーシアから来日する最大のライバル・ソウワイチン選手も含めて全員の挑戦を退けて、勝利を勝ち取ります!
階段王に、俺はなる❗️

初代日本女子チャンピオンの立石ゆう子は次のように、全日本選手権への意気込みを語ります。
今大会が階段レース初開催のMIDタワーだと聞き、新たに日本で階段競技が出来るタワーが増えたこと。そして、沢山の方がエントリーしてくださっていると聞き、この競技が普及してきているのを感じ嬉しいです。
挑戦しやすくでもとても奥深いこのスポーツを沢山の方に楽しんでもらえればと思います。男女共に世界で活躍する選手も出場するのでその駆け上がりも楽しんで頂けたらと思います。
目指すは日本選手権連覇です! 当日、階段でお会いしましょう♪

大会主催者であり、JSAステアクライミング委員長の奥野晋一郎(Okuno Shinichiro)は次のように今大会を
今年から大阪大会は皆さんにとって馴染み深い「あべのハルカス」から会場は代わり、新しい会場「ツイン21 MIDタワー」になります。私たちは、この会場で日本スカイランニング協会公認の『 2025全日本ステアクライミング選手権大会』として開催できる事を大変に嬉しく想っています。
現在、本競技において国内選手のレベルの高さは他国に比べても非常に高く、当日参戦する渡辺良治選手(横森製作所)、立石ゆうこ選手(ONODERA)は世界トップレベルの選手として国際的にも認知されています。当日は国内から集結したステアクライマーたちが「日本一」の称号をかけて、駆け上がります!! 次世代を担う若手も頭角を表してきています。是非 この熱きレースにご注目いただけると幸いです。
最後に 大阪大会の開催に向けて、深くご理解いただきサポートいただいております 株式会社 横森製作所 をはじめ サポートいただきました 協賛社、関係者の皆さま、そしてエントリー頂いた 皆さんに あらためて感謝申し上げたいと想います。
ぜひ、当日は思う存分 楽しんでいただき、日々積み上げてこられたトレーニング成果を最大限表現できる事を祈念しています。

第2回目の全日本選手権の栄冠を勝ち取るのは果たして誰になるか!?
大注目の階段レースは2月16日09:00より順次スタートとなります!