今週末、世界中からトップクラスのスカイランナーが集まり、2024シリーズチャンピオンを決める究極の戦いを繰り広げます。11月16日、2024 スカイランナー® ワールドシリーズの最終戦であるスカイマスターズ(THE SKYMASTERS)がスペインのセラ・デスパダにて開催されます。世界中から650人のランナー(※エリートランナーは87名?/日本人は7名)が、42.5kmで累積標高差3800mを誇る難易度の高い技術的かつ過酷なレースに挑みます。
MERRELL SKYRUNNRE® WORLD SERIES(MSWS)
ISF(国際スカイランニング連盟)が主管するスカイランニング競技の世界サーキット。年間を通じての獲得ポイントに応じてランキングが決定する。2004年より開始され、名だたる山岳レースの”国際化”を促進してきた、歴史あるサーキットである。日本では2006年・2007年に長野県王滝村、2019年に新潟県三条市で開催。2019年には上田瑠偉(Ueda Ruy)がアジア勢として初のチャンピオンに輝く。2024年は拡大し21レースが実施。最終戦のスカイマスターズ(THE SKYMASTERS)には暫定ランキング上位者や各国で開催されるナショナルシリーズ(SNS)の上位者のみがエリート選手として参戦できる。
シーズン最終戦となるスカイマスターズは、マラト・デルス・デメンツという既存レースが舞台となります。総合ランキングの上位10名の男性および女性アスリートは、シーズンの賞金総額 93,500ユーロを分け合います。翌日には23歳以下のユース世代を対象としたエステバン・オリヴェロU23トロフィー決勝も開催されます。このカテゴリーで最高得点を獲得した若者には、昨年オート=アルプ地方のエクラン山塊で悲劇的に亡くなった22歳のフランス人アスリート、スカイランナー、エステバン・オリヴェロに敬意を表して名付けられた賞金6,500ユーロが授与されます。
2024 スカイマスターズに参戦する日本人選手は過去最多となる7名。2019シリーズチャンピオンで2024暫定ランキングトップ10につける上田瑠偉(Ueda Ruy)を筆頭に、国内トップレベルの選手が参戦します!
上田瑠偉(Ueda Ruy/埼玉県)
2019ワールドシリーズチャンピオン。2024年はフランス大会2位、オーストリア大会3位、韓国大会で2位。最終戦を前にした暫定ランキングで10位。
2024世界選手権スカイ種目3位。
近江竜之介(Omi Ryunosuke/京都府/TEAM☆SKY KYOTO)
2024年はオーストリア大会5位、スペイン大会で7位。最終戦を前にした暫定ランキングで34位。
2024ユース世界選手権U23部門1位。
小田切将真(Otagiri Shoma/長野県)
2023ワールドシリーズ7位。2024年はフランス大会10位、韓国大会で4位。最終戦を前にした暫定ランキングで35位。
2024世界選手権スカイウルトラ種目3位。
林 楓(Hayashi Kaede/長野県)
2024ジャパンシリーズチャンピオン。2024全日本選手権スカイウルトラ種目1位。
松本 祥汰(Matsumoto Shota/SC丹沢秦野)※中央
2024ジャパンシリーズ2位。2024全日本選手権バーティカル種目1位。
永田 大岳(Nagata Hirotake/長野県) ※左
2024ジャパンシリーズ第3戦「嬬恋」2位。
岩井竜太(Iwai Ryuta/東京都) ※右
2024ジャパンシリーズ第3戦「嬬恋」3位。
世界トップレベルの選手が大集結してのハイレベルで過酷なレースとなりますが、日本勢の活躍に期待です!!