3月6日(土)、熊本県水上村にて記念すべき第1回目となる2021スカイランニング九州選手権(VK部門)「MIZUKAMI VERTICAL BOOST (水上バーティカルブースト)」が開催され、地元・熊本県勢の荒木諭志(Araki Satoshi)岩村聖華(Iwamura Seika)が初代九州チャンピオンの栄冠に輝きました。同大会は昨年7月の豪雨災害からの復興への<BOOST(後押し)>として開催。九州内外の約70名のスカイランナーが水上村最高峰の市房山(標高1721m)山頂を目指して、国内屈指の急峻なコース(4km/+1120m)を駆け登りました。

女子は熊本県の岩村聖華(Iwamura Seika)が1時間11分代で初代九州チャンピオンになりました。2分36秒差の2位には熊本県の鈴木潤子(Suzuki Junko)、3位には福岡県の甲斐姿子(Kai Shinako)が入りました。総合優勝は2020北海道チャンピオンの沢田愛里(Sawada Airi)で1時間3分代の圧勝。

九州選手権優勝の岩村 ©MIZUKAMI VERTICAL BOOST
総合優勝の沢田 ©MIZUKAMI VERTICAL BOOST
九州選手権女子1・2位(表彰式にて)。左から鈴木・岩村 ©MIZUKAMI VERTICAL BOOST

男子は熊本県の荒木諭志(Araki Satoshi)が51分代で初代九州チャンピオンになりました。1分54秒差の2位には熊本県の地下翔太(Jige Shota)、3位には鹿児島県の永里剛城(Nagasato Goki)が入りました。総合優勝は2019世界シリーズチャンピオンの上田瑠偉(Ueda Ruy)が45分代で圧勝。

九州選手権優勝の荒木 ©MIZUKAMI VERTICAL BOOST
総合優勝の上田。圧巻の45分代! ©MIZUKAMI VERTICAL BOOST
男子総合トップ5(市房山山頂にて)左から三浦・永里・荒木・上田・地下 ©MIZUKAMI VERTICAL BOOST

スカイランニング九州選手権(VK部門)リザルト

九州選手権女子(トップ3)
1.岩村 聖華(Iwamura Seika)熊本県 1:11:01
2.鈴木 潤子(Suzuki Junko)熊本県 1:13:37
3.甲斐 姿子(Kai Shinako)福岡県 1:31:20

九州選手権男子(トップ3)
1. 荒木 諭志(Araki Satoshi)熊本県 51:03
2. 地下 翔太(Jige Shota)熊本県 52:57
3. 永里 剛城(Nagasato Goki)鹿児島県 57:25

総合女子(トップ5)※九州外の選手を含む
1.沢田 愛里(Sawada Airi)1:03:53
2.岩村 聖華(Iwamura Seika)1:11:01
3.鈴木 潤子(Suzuki Junko)1:13:37
4.甲斐 姿子(Kai Shinako)1:31:20
5.末吉 幸子(Sueyoshi Sachiko)1:45:56

総合男子(トップ5)※九州外の選手を含む
1.上田 瑠偉(Ueda Ruy)45:03
2. 荒木 諭志(Araki Satoshi)51:03
3. 地下 翔太(Jige Shota)52:57
4. 三浦 裕一(Miura Yuichi)54:04
5. 永里 剛城(Nagasato Goki)57:25

入賞賞品はやっぱり焼酎! ©MIZUKAMI VERTICAL BOOST

次のスカイランニング地域選手権は5月22日に長野県南箕輪村にて北信越選手権(SKY部門)「経ヶ岳バーティカルリミット」の開催が予定されています。地域選手権はJSAが主管する公式戦として全国8ブロックで開催され、日本各地にスカイランニング競技を普及していく役割があります。

MIZUKAMI VERTICAL BOOST

2021スカイランニング地域選手権

JSA公式戦の記録(2014年~)