2020年は初の地域シリーズとして「2020長野シリーズ」が長野県スカイランニング協会(NASA)が主催して開催されました。コロナ禍のため当初のカレンダーとは予定が変更となりましたが、長野県内で全4戦が開催されて長野県内外のスカイランナーによりシリーズランキングをかけての熱い戦いが繰り広げられました。栄えある初代チャンピオンの座には、地元・長野県の小田切将真(Otagiri Shoma)と小林華蓮(Kobayashi Karen)が就きました。
第1戦は長野県木島平村で開催されたたかやしろトレイルランニングレース。感染防止策の一環として2日間にわたって開催された同大会。長野県の小田切将真(Otagiri Shoma)、長野県の小林華蓮(Kobayashi Karen)が優勝しました。
第2戦は長野県上田市で開催された烏帽子バーティカルキロメーター。標高差1200mを一気に駆け登るバーティカルレース。福井県の宮川朋史(Miyagawa Tomofumi)、北海道の沢田愛里(Sawada Airi)が優勝しました。
第3戦は長野県東御市で開催された烏帽子スカイレースでした。青空に恵まれた爽快なスカイレース。長野県の小田切将真(Otagiri Shoma)、東京都の上田絢加(Ueda Ayaka)が優勝しました。
最終戦は長野県大町市で開催された鹿島槍スーパーバーティカル。新雪を踏みしめるバーティカルレースは北信越選手権(VK部門)も兼ねていました。新潟県の高村純太(Takamura Junta)、石川県の枝元香菜子(Edamoto Kanako)が優勝しました。
地域シリーズはJSAに加盟する都道府県協会(地域協会)が主催する権利をもつ地域サーキットです。来年は新たに北海道や群馬県などでも地域シリーズが実施予定です。日本国内におけるスカイランニングの普及・発展は各地域の組織がマネージメントする次の段階に進みつつあります。
2020長野シリーズ総合ランキング(トップ5)
WOMEN
1. 小林 華蓮(Kobayashi Karen)長野県 334pt
2. 須藤 吉仕子(Suto Kishiko)長野県 256pt
3. 高橋 友理奈(Takahashi Yurina)宮城県 244pt
4. 枝元 香菜子(Edamoto Kanako)石川県 200pt
5. 宮坂 康子(Miyasaka Yasuko)長野県 196pt
MEN
1. 小田切 将真(Odagiri Shoma)長野県 328pt
2. 宮川 朋史(Miyagawa Tomofumi)福井県 316pt
3. 高村 純太(Takamura Junta)新潟県 272pt
4. 小幡 利春(Obata Toshiharu)新潟県 224pt
5. 丸山 将真(Maruyama Shoma)長野県 188pt