2020年は初の地域シリーズとして「2020長野シリーズ」が長野県スカイランニング協会(NASA)が主催して開催されました。コロナ禍のため当初のカレンダーとは予定が変更となりましたが、長野県内で全4戦が開催されて長野県内外のスカイランナーによりシリーズランキングをかけての熱い戦いが繰り広げられました。栄えある初代チャンピオンの座には、地元・長野県の小田切将真(Otagiri Shoma)小林華蓮(Kobayashi Karen)が就きました。

第1戦 9月26・27日 たかやしろトレイルランニングレース
第2戦 10月31日 烏帽子バーティカルキロメーター
第3戦 11月1日 烏帽子スカイレース
最終戦 11月29日 鹿島槍スーパーバーティカル

第1戦は長野県木島平村で開催されたたかやしろトレイルランニングレース。感染防止策の一環として2日間にわたって開催された同大会。長野県の小田切将真(Otagiri Shoma)、長野県の小林華蓮(Kobayashi Karen)が優勝しました。

小林はジュニア交流戦でも優勝!
初ウィナービブを獲得した小田切。快進撃の始まり

第2戦は長野県上田市で開催された烏帽子バーティカルキロメーター。標高差1200mを一気に駆け登るバーティカルレース。福井県の宮川朋史(Miyagawa Tomofumi)、北海道の沢田愛里(Sawada Airi)が優勝しました。

北海道チャンピオンの沢田が長野シリーズ戦でも見事に優勝!
宮川も初ウィナービブをゲット!

第3戦は長野県東御市で開催された烏帽子スカイレースでした。青空に恵まれた爽快なスカイレース。長野県の小田切将真(Otagiri Shoma)、東京都の上田絢加(Ueda Ayaka)が優勝しました。

優勝した小田切。とにかく速かった!
日本選手権チャンピオンの上田が長野シリーズ戦に参戦し優勝!

最終戦は長野県大町市で開催された鹿島槍スーパーバーティカル。新雪を踏みしめるバーティカルレースは北信越選手権(VK部門)も兼ねていました。新潟県の高村純太(Takamura Junta)、石川県の枝元香菜子(Edamoto Kanako)が優勝しました。

雪上バーティカルとなった鹿島槍。笑顔の高村と枝元!
(時間差スタートのため)男女優勝者が同時にゴール!スカイランニング史上初?!

地域シリーズはJSAに加盟する都道府県協会(地域協会)が主催する権利をもつ地域サーキットです。来年は新たに北海道群馬県などでも地域シリーズが実施予定です。日本国内におけるスカイランニングの普及・発展は各地域の組織がマネージメントする次の段階に進みつつあります。

2020長野シリーズ入賞者(男女トップ3)

2020長野シリーズ総合ランキング(トップ5)

WOMEN
1. 小林 華蓮(Kobayashi Karen)長野県 334pt
2. 須藤 吉仕子(Suto Kishiko)長野県 256pt
3. 高橋 友理奈(Takahashi Yurina)宮城県 244pt
4. 枝元 香菜子(Edamoto Kanako)石川県 200pt
5. 宮坂 康子(Miyasaka Yasuko)長野県 196pt

MEN
1. 小田切 将真(Odagiri Shoma)長野県 328pt
2. 宮川 朋史(Miyagawa Tomofumi)福井県 316pt
3. 高村 純太(Takamura Junta)新潟県 272pt
4. 小幡 利春(Obata Toshiharu)新潟県 224pt
5. 丸山 将真(Maruyama Shoma)長野県 188pt

2020長野シリーズ

長野県スカイランニング協会(NASA)