10月20日(土)、長野県山ノ内町で開催される「志賀高原エクストリームトレイル」は、全4戦で構成される2018 Columbia Montrail Skyrunner® Japan Series(SKY CLASSICシリーズ)の最終戦となります。2018シーズンのフィナーレの地となる高原に、全カテゴリー合わせて約800名の山岳ランナーが大集結します。
2018 Columbia Montrail Skyrunner® Japan Series(SKY CLASSICシリーズ)は、世界各国で開催されているスカイランニングの国別シリーズ戦(Skyrunner® National Series)の日本版となります。5月の「上田」、6月の「びわ湖」、7月の「富士」、そして「志賀高原」の全4戦のうちの3戦(+地域選手権)の獲得ポイントでシリーズ年間ランキングが決定されます。暫定では、男子1位に吉田岳生(Takeo Yoshida)、女子1位は高村貴子(Takako Takamura)となっています。
2018シリーズでは、「総合」だけでなく20~60代の年代別である「マスターズ」のランキングも決定されます。60代男子は内田正直(Masanao Uchida)、女子は須藤吉仕子(Kihisko Suto)。50代男子は安藤雅夫(Masao Ando)、女子は折戸小百合(Sayuri Orito)。40代男子は吉田岳生(Takeo Yoshida)、女子は田中真紀(Maki Takaka)。30代男子は宮川朋史(Tomofumi Miyagawa)、女子は桑原絵里(Eri Kuwahara)。10・20代男子は遠藤健太(Kenta Endo)、高村貴子(Takako Takamura)が暫定1位となっています。なお、最終戦の結果を受けて、各年代のシリーズ第1位の選手にはチャンピオンビブが贈呈されます。
2018シリーズでは、JSA傘下のクラブチームに所属している選手の獲得ポイントを合計したチームランキングも算出しています。暫定トップに、静岡県御殿場市の富士空界(FUJI SKY)、2位には関西のSKY TIGER(スカイタイガー)、3位には神奈川県秦野市のSC丹沢秦野となっています。
志賀高原エクストリームトレイルは、2016年にウルトラカテゴリの日本選手権として位置づけられたこともある秋季の代表的な高所山岳レースです。SKY、ULTRAの2カテゴリのレースが実施されますが、今回の最終戦と位置付けられているのは中距離(SKY)の方であり、コースデータは32km/±2000mです。急峻な山岳区間が前半にあり、後半は比較的緩やかな高速区間となります。終盤は登り基調であるため、レース全体を通してのペース配分が攻略の鍵となるでしょう。志賀高原のゴールは、2018シーズンという長い長いレースのゴールであります。ぜひ感動のゴールテープを切ってほしいです。