10月26日に韓国で開催された2024スカイランナーワールドシリーズ(SWS)第17戦「2ピークススカイレース(2KAISERKRONE SKYRACE®)」で、上田瑠偉(Ueda Ruy)が2位、小田切将真(Otagiri Shoma)が4位に入賞しました。

距離25kmで累積標高差2470mの韓国初開催のワールドシリーズ戦。序盤からトップを走った上田はイタリアのジャンルカ・ギアーノ(Gianluca Ghiano)との激しい競り合いとなり、惜しくも約1分差の2位でフィニッシュ。今季3度目のトップ3以内となり、総合ランキングも暫定9位に上昇しました。小田切はトップ集団からは遅れるものの粘りの力走で4位でフィニッシュ。今季のSWS最高位となる成績を残しました。

2位でフィニッシュの上田 ©Antton Guaresti

上田のコメント:

6月に参戦したSWSに続き、僅差での2位となかなか勝ちきれず悔しい思いをしていますが、走りの感覚は良いので最終戦では今年最初で最後のWinner Bibを勝ち取れるよう仕上げていきます。

4位でフィニッシュした小田切 ©Antton Guaresti

小田切のコメント:

今回は初めての韓国でのレースでした。 コース自体は難易度がとても高いというわけではなかったですが、全体を通して気を使うセクションが散りばめられていました。 世界選手権から長い距離のレースが続いたのでSKYのスピードに対応してプッシュできず先頭からはあっという間に置いていかれてしまったのが残念でした。 それでも疲労もある中で最後まで体は動かせていたので、来月の最終戦に向けて更に状態を上げていけるように精進します! 今回もたくさんの応援ありがとうございました!

Men Top 5
1.Gianluca Ghiano (Italy) – 2:53:42
2.Ruy Ueda (Japan) – 2:54:48
3.Lorenzo Beltrami (Italy) – 3:05:59
4.Shoma Otagiri (Japan) – 3:06:30
5.Jules Delabella (France) – 3:15:49


2024スカイランナーワールドシリーズは11月16日にスペインで開催される最終戦「スカイマスターズ(THE SKY MASTERS)」を含め全21戦で構成される世界で最もテクニカルな山岳レースサーキットです。全4戦の獲得ポイントでランキングが決定し、トップ10までの選手が手にする賞金総額は100,000ユーロとなります。

Skyrunner® World Series