2年に1度開催される山岳ランニングの世界最高峰!!
9月14日:ULTRA種目(52km/+3820m)

WORLD-SKYRUNNING-CHAMPS-LOGO-COL-POS『2018スカイランニング世界選手権』が9月13日にイギリス・スコットランドで開幕します。VK・ULTRA・SKYの3種目で競われ、ポイントに応じて国別ランキングが決定されます。2年前は銅メダルだった日本代表チーム(選手16名)は金メダルを目指します。今回は大会2日目の種目であるULTRA(ウルトラ)日本代表5名の「世界選手権への意気込み」について紹介します。

2018 Skyrunning World Championships


マメ知識:『ULTRA(ウルトラ)』って何?

長距離・長時間に耐えるタフな種目 ©iancorless.com :SWS
長距離・長時間に耐えるタフな種目 ©iancorless.com :SWS

フラットなマラソン大会でも42.195kmを超える長距離・長時間になると『ウルトラマラソン』と呼ばれます。スカイランニングの場合は、優勝タイムが5時間を超えると『ウルトラ』に分類されるようになり、正式には『ウルトラスカイマラソン(略して、ウルトラ)』という種目になります。分かりやすく表現するのであれば『山脈大縦走』です。空に包まれた長大な稜線を、半日以上の時間をかけて辿る快速縦走登山こそ『ウルトラスカイマラソン』です。果てしなく連なるいくつものピークを次々と越えていくことに魅力があり、1日中、美しい空に包まれていたい方におススメの種目です!!

JSA公認レース一覧 = 日本でもスカイランニングを体験できる大会♪


岩ゴロゴロのゴーロを駆け下る大瀬 ©UEDA VERTICAL RACE/NAGI MUROFUSHI

大瀬 和文(Kazufumi Ose)

2年前に開催された世界選手権を日本で応援していた際、日本TEAMがTEAM一丸となって挑む姿に心が動かされて、私もあの舞台で仲間達と一緒に世界の強豪たちと走ってみたいと想い選考会へ出場し代表へと選ばれました。これまでと違い個人の結果がTEAMの結果にもなるので、責任感と緊張感を持って走りたいと思います。
目標は個人としては5位以内、そしてTEAMの金メダル獲得に貢献できる様にして行きます。
日本TEAMへの応援の程宜しくお願い致します。

足の痛みを抱えながらも連覇を達成した東、魂のスカイランニング ©Fields

東 徹(Toru Higashi)

世界に挑戦できる機会にベストを尽くすことが目標です。2年前の世界選手権では準備段階で故障してしまい,今回はその分もしっかり取り返してきたいと思います。この先年齢的に力が衰えることは避けられないので全てを出し切る覚悟でレースに臨みます。
また,キャプテンとして国別対抗で結果が残せるようチームを盛り上げていきます。
本番が近づき,スカイランニング世界一を決めるレースがとても楽しみです。

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星野 由香理(Yukari Hoshino)

いよいよ世界選手権まで日にちが迫ってきました。 日本代表を決める昨年の日本選手権からあっという間の1年2カ月でした。 世界選手権には2016年大会に続き2回連続の出場となります。 前回大会ではまだまだスカイランニングの経験が少ないながらも、自分が得意とする100kmという距離で、なんとか持っている力を出しきれたという印象があります。 でもトップとは想像以上のタイム差で、世界の壁の高さを見せつけられました。 そして、この時は自分一人でいっぱいいっぱいで、チームのことを考える余裕はあまりなかったと思います。 あれから2年、スカイランニングの経験も私なりに積んできて、経験と実力とが良い感じに組み合わさっているような感覚があります。 今年の世界選手権では自分自身の目標としている5位入賞を果たして、団体戦でのメダル獲得に貢献すること。そして、日本チームには私より若い選手や初めての世界選手権となる選手もいるので、チームがよりひとつになるよう、サポートできることはサポートして、チームを盛り上げていけたらと思います。

©北丹沢12時間山岳耐久レース

三浦 裕一(Yuichi Miura)

一昨年のアジア大会で、世界トップクラスの選手に大差を付けられてしまい壁を感じました。 しかし、それに奮起し昨年の同じくアジア大会では10分ちょっとまで差を詰めることができ確実に力が付いてきていると実感しました。 今回の世界選手権ではどこまで勝負が出来るのかと、大会が待ち遠しくとても楽しみです。 個人で結果を残すことがチームとしての順位にも繋がるので、レースでは諦めること無く全力を尽くしたいと思います。

連戦の疲れがありながらも落ち着いたレース展開で上位に入った矢嶋 ©北丹沢12時間山岳耐久レース

矢嶋 信(Makoto Yajima)

まず始めに、多くの方々からのご支援、ご声援本当にありがとうございます。 経験値は他の人より劣る部分ではありますが、思い切って世界へ臨みます。 また、個人だけでなくチーム戦でもあるので1分、1秒を大切にしていきます。 山を駆け上がった後の爽快な気分…スコットランドで大いに感じ駆け巡ります。 応援宜しくお願いします!

世界選手権2世界の頂点を目指して駆け登る日本代表への支援・応援をよろしくお願いいたします!!
※今回の開催地は日本から遠く離れたスコットランドであるため、各選手の個人負担が大きくなっている現状があります。皆さんのご支援は選手たちの渡航費用や宿泊費の一部として使わせていただきます。

2018世界選手権基金

2018世界選手権日本代表

日本代表オフィシャルユニフォームパートナー

コロンビアモントレイル