１０月１４日（土）に開催された「尾瀬岩鞍バーティカルキロメーター」では、ジュニアシリーズ戦のミニスカイレースも同時開催されました。１周で±１００ｍ／１．１ｋｍのコースを、低学年は１周、中学年は２周、高学年は３周。外で体を動かす楽しさや、坂道を駆け抜ける爽快感を子供たちに教えるためのレースでもあります。総勢７０名程のジュニアスカイランナーが秋の尾瀬の山を駆け抜けました。
ミニスカイレースでは、バーティカルキロメーターで活躍したトップアスリートたちがジュニアたちの先導役を務めました。マウンテンランニング世界王者のジョセフ・グレイや、アジア王者の宮原徹や吉住友里、ユースのエース吉野大和。子供たちは一生懸命に追いかけ、大人たちは一生懸命に子供たちを励ましました。大人顔負けのダイナミックな登りや下りをみせるジュニアスカイランナーも。会場は熱い雰囲気に包まれました。
２０１７ジュニアシリーズは、長野県・群馬県・富山県の３県のジュニア向け山岳レースをまとめて開催されました。中にはシリーズを巡るファミリーもみられ、数カ月の間に逞しくなっていく、子供たちの成長を感じることができました。ジュニアシリーズは、年を追うごとに参加者が増えつつあると感じます。子供たちのために、遠方からも参加をしてくださった親御さんや引率の方には心より御礼申し上げます。
なお、２０１８年のJSAジュニアシリーズは、JSA傘下のクラブチームや都道府県支部に主管が移行し、より地域に根差した形でパワーアップします。２０１８年２月に全国のジュニア向け山岳レースをまとめたカレンダーを掲載します。また、スカイランニングの楽しさや登山の知識やマナーを伝える、ジュニア向けのプロジェクトもJSAとして企画中です。空に向かって駆け登る。自分の目標に向かって努力する。仲間と一緒に励ましあう。アウトドアスポーツの楽しさと魅力を子供たちに伝えていきましょう。
