7月22日(土)、イタリアで開催された世界シリーズ戦「ドロミテ・スカイレース(Dolomites skyrace)」で、上田瑠偉(Ruy Ueda)が9位に入りました。同大会において、男子のアジア勢としては初のトップ10入りの快挙となります。

優勝したジャン・マルガリと競る上田瑠偉 🄫Sho Fujimaki
優勝したジャン・マルガリと競る上田瑠偉 🄫Sho Fujimaki

今年で20周年を迎えた「ドロミテ・スカイレース」は、急峻な岩山がそそり立つドロミテ山塊を舞台とする、イタリアを代表する山岳レースです。カナツェイの街の中心からピッツボエ(標高3152m)の頂へ登って下ってくるコースは、大部分が森林限界を超えた岩場やガレ場。スカイランニングの歴史とともに発展してきた象徴的なレースでもあります。2003年より世界戦のひとつとして位置づけられており、今年はスカイランナー・ワールド・シリーズ(SJS)のうち、SKYCLASSICシリーズの第6戦として開催されました。

早朝の雨の影響で、ピッツボエの山頂部分を迂回するルートへコースが短縮されました。しかし、20周年記念で前半部分が急峻な坂に変更されていたこともあり、累積標高では例年とほぼ変わらないレースとなりました。登りでは先日のバーティカルで2位のレミ・ボネ(スイス)が抜け出します。上田は序盤から2番手グループに食らいつき、最高地点では3位と好位置に付けます。テクニカルなダウンヒルで後続に追いつかれ順位を落とすものの、終盤も粘り続けてトップ10以内をキープ。2時間11分09秒の9位でゴールしました。

表彰式はスタッフも加わる楽しい雰囲気 🄫Sho Fujimaki
表彰式はスタッフも加わる楽しい雰囲気 🄫Sho Fujimaki

なお、男子トップは19歳の新鋭であるジャン・マルガリ(スペイン)が2時間06分20秒、女子は歴代女王の一人であるラウラ・オルゲ(スペイン)が2時間36分29秒で優勝。SKYCLASSICシリーズは全11戦のうち5戦の合計ポイントでシリーズランキングが競われます。上田は今週末に開催されるスカイレース・コマペドローサ(アンドラ)に出場予定。本場「ドロミテ」を体験した後の、さらなる飛躍が期待されます。

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表彰後、松本大とハイタッチする上田 🄫Sho Fijimaki

Dolomites SkyRace🄬 race results

Men
‪1. Jan Margarit Solé (ESP)-2h06’20″‬
‪2. Davide Magnini (ITA)-2h06’42″‬
‪3. Marco De Gasperi (ITA)-2h07’05”
4. Rémi Bonnet (SUI)-2h07’40”
5. Martin Anthamatten (SUI)-2h07’40”
9.Ruy Ueda(JPN)-2h11’09”

Women
1. Laura Orgué (ESP)-2h36’29”
‪2. Hillary Gerardi (USA)-2h37’55”
‪3. Hilde Aders (NOR)-2h39’55″‬
4. Silvia Rampazzo (ITA)-2h41’10”
5. Zuzana Krchova (CZE)-2h43’21”

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