SKY日本選手権「菅平」

今年で8回目となる菅平スカイライントレイルランレースは、42kmのスカイマラソンがスカイランニング日本選手権 のSKYの部として、菅平高原(長野県上田市)で6月14日日曜日に開催されました。 スカイランニング、トレイルランニングで活躍するランナーだけでなく、ロードレースでトップクラスの実力を持つランナーも参戦し、予想のつかない展開となりました。

男子のレースの序盤をリードしたのは市民ランナーでありながらも各地のロードマラソンで上位を占めている話題のランナー、松本翔。第一エイドのすぐ手前の7km地点に39分で到着。僅差で上田瑠偉や九州の実業団ランナーとして実績豊富な小林誠治、河野健一が追います。

レース中盤の菅平牧場で上田瑠偉がリード。4時間を切る3時間59分48秒という好タイムでフィニッシュし、今年のスカイランニング日本選手権チャンピオンの座を手にしました。2位には転んだ傷をもろともしない激走で河野健一、河野まで十数秒まで迫った石井克弥が3位に。4位に山田琢也、5位に森本幸司が入り、表彰台に立ちました。

女子のレースは終始、長谷川香奈子がリード。5時間26分で優勝。20分後にスカイランニングの上位常連の岩楯志帆が続き2位でフィニッシュ。3位から5位にはお互いの姿を捉えながら僅差で折戸小百合、浅原かおり、須藤吉仕子が相次いでフィニッシュ。
優勝した上田瑠偉、長谷川香奈子はスカイランニング日本選手権のSKYの部(概ね42kmまで)のチャンピオンとなり、日本代表として来年スペインで開催されるスカイランニング世界選手権への切符を手にしました。

(女子)
1. 長谷川香奈子 (Dynafit) 5:26:07
2. 岩楯志帆 5:46:43
3. 折戸小百合 5:56:55
4. 浅原かおり 5:57:14
5. 須藤吉仕子 (Inov–8) 5:57:26

(男子)
1. 上田瑠偉 (Montrail/MountainHardwear) 3:59:48
2. 河野健一 4:08:17
3. 石井克弥 4:08:30
4. 山田琢也 (Montrail/MountainHardwear) 4:10:29
5. 森本幸司 4:11:27

協力:dogsorcaravan.com